ちなみに神宮では飲んだくれていない（その後、店で飲んだくれた）。
募金受付が11時開始ということで、そのちょっと前に行って募金。募金箱の後ろに選手が並んでいたのだけれど、つば九郎目当てで並んだら、いきなり青木選手と握手だったりして。なんとなく、別にファンじゃない私が握手しちゃって、青木選手ファンの皆様すみませんと思わなくも（え）後は武内選手と福地選手。広島の選手が誰だかわからなかったのが痛恨。
今回は前売りで内野自由席を購入していた。そして、まるで大学野球の時のように、バックネット裏に陣取る私。…プロ野球、しかも一軍をこの席ではなかなか見られない。でも、モンマスティー買ってきたりして、なんか大学野球を見に行く時と大してやることに変わりがない。あ、今年から入った銀だこにはお世話になるぞ。大学野球でも売ってくれないだろうか…。
試合前のストレッチと練習の合間に、つば九郎がフリーに動き回っているのが見られた。広島側にもかなりフレンドリー。その辺の様子はこんな感じ（つば九郎のブログより）。そしてあまりにちょっかいを出し過ぎたのか、ヤクルト畠山選手からグーパンチ一発。スタンドからも明るい笑いが。
けれどもこれは慈善試合。試合前に黙祷と、両チーム選手会長の挨拶が。どちらの選手会長も御立派な挨拶だったよ。こないだつば九郎と遊んでいて監督に叱られた選手とは思えないぐらい（ぼそ）
試合。ヤクルト先発は館山投手。先週土曜に二軍で投げていたのもあって、予想済。というかそれを期待して来たのもあるのだが。なんというか、ヒットは無死から打たれたりしたのだけれど、妙に安心して見ていた。点数をとられても１、２点だろう、という安心感。しかし、先週から「ちょっと太った？」とは思っていたけれど、日刊スポーツ見たらやはり故意にビルドアップしてた。また徹底的にやりますなあ…。一方、広島先発ジオ投手も、ヤクルト打線がさっぱり打てない。外国人特有のムービングボールで若干荒れ球、のように見えた。というわけで６回まで両チーム得点なしでさくさく。
そして６回に入ったところぐらいから、神宮の一塁側ブルペンに目がちらちら。だって背番号26がいるんだもん。現球団広報某氏の現役時代と同じ背番号になったせいで、背番号で反応できるようになってしまった久古投手。大学時代の主戦場である*1神宮。最初に所属した社会人チームは休部になり*2、次に所属した社会人チームは約一か月前にここで皆がびっくりの躍進をしていて、エースを引き抜いてしまったヤクルトのファンとしては安心したのだけれど、その大会の最中に職場が…。色々なことが頭の中をよぎっている間に、７回に登板。いきなり栗原選手に二塁打喰らって少々ピンチだったけれど、無失点に抑えてた。左、見た目ほぼサイド（一応スリークォーターらしいのだが）からの球筋は、バックネット裏から見たらかなり強烈。気持ちとしては全然落ち着いている状況じゃないと思うけれど、よく頑張ってくれていた。
直後、ヤクルトはバレンティン選手の「凄く頑張って走った」*3二塁打で出塁し、こんな低料金でバックネット裏で堪能してしまって良いのだろうかというぐらいの宮本選手の芸術的バント一発決めで進塁して、川端選手の「これは捕球しなくて良かったんじゃないか？」と思う左邪飛の犠飛で先制し、更に途中出場の濱中選手が綺麗な本塁打がつん。濱中選手は打撃は凄いな！…前のイニングで栗原選手の二塁打を拾って、左翼から内野にちょっと切なくなるようなへろへろ返球したのは目を瞑っておく。しかしあの豊田投手がこんなに動揺する投球とは…。
でもって。８回裏にはヒット出塁のホワイトセル選手の代走三輪選手。なかなかない神宮でプレーするチャンス、折角出たんだし盗塁ぐらいやりたいなあ、と思ってたら、その場面で登板した上野投手がかなり動揺したようで*4、何度か目の牽制を悪送球。三輪選手は快足を飛ばして少々暴走気味に、一気に三塁へ。恐らくは間に合うぎりぎりタイミングではあったけれど、更に三塁への送球が悪送球。これで生還。広島はやっちゃった、三輪選手は自分の脚でチャンスを掴みとったかもしれない。
ヤクルトは松岡投手−林投手と「崩れちゃまずい」リレーで…松岡投手が若干怪しかったものの、無失点。ヤクルトの勝利。
試合の流れで、奇しくも久古投手に勝利投手が転がり込んできた。スポーツ報知にも出ていたけれど、やはり本人もどうにもできない胸の内。…活躍して、少しでも誰かの励みになればいいね。
ところで神宮、節電対策してた（毎日新聞より）。電光掲示板には特に違和感なし。そういえばスコアボードはLEDだったっけ（スポーツニッポンより）。お店も７回終了までしかやってなかったけれど、事前にアナウンスされていればなんとかなる。デーゲームだったし。一番違和感があったのは、屋内通路。結構暗くて、階段だと少々足元が心もとない。
