日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

都市対抗

先に8/22の。実は8/23、試合に行く前にスポーツニッポン毎日新聞ゲット。狙いは勿論、これこれ!しかし、あの西郷選手と普通に「触れ合って」るのか君。動じないというのか単なるKYか(ぼそ)。あ、ナイスガイ認定もされたよ。
8/23。第1試合、富士重工業vsヤマハ。目当てはこのナイスおっさんガイに決まっているではないかと(おい)。球速はそこまで出ないから、制球力と緩急で7回1/3を10奪三振だよ。そして富士重工業のスタメンを改めてよく見ると、住友金属鹿島からの補強選手4野手を入れていて、この4野手全員が今年で30以上。今年30になるのがスタメンに4選手いて、そのうちの一人の林選手が誕生日的に一番下で、スタメン全体を見るとその下には岡本選手しかいない。流石にここまでスタメンにベテランずらりは、そうないよなあ。そんな集団を相手にするのはヤマハ大卒2年目、先発岡本投手。いやいや、こちらもなかなか落ち着いていたよ。塁に出しても併殺3回はお見事。で、1−0で8回表、このまま阿部投手が抑えるのかなあ…と思っていたら、小粥選手の逆転2ランで阿部投手を一気に沈めちゃった。それでも即座に交代した平井投手がきっちり斬り捨て、そのまま9回裏。このまま負けるわけにはいかなかったのか、主砲の林選手が意地の三塁打かまし、更に神谷選手の当たりは一塁ポール際。これはファウルの判定。正直、どっちに判定されてもおかしくない当たりではあった。こんな挿話もできたぐらいの(毎日新聞より)。でも、ここで凄いのは、そんな微妙な判定の直後に右中間フェンス直撃同点適時二塁打を打ってしまう神谷選手だと思う…。これだから、若手はなかなかベテランを押しのけられないんだよなあ。そしてこの試合、延長戦からタイブレーク*1富士重工業は阿部投手をスイッチした平井投手が、奪三振の山を築く*2快投だったのだが、タイブレークヤマハはいきなりスクイズ。これは気持ちがわかるなあ…。平井投手、まともに打てそうになかったし。で、1点のみ追加し、富士重工業の裏の攻撃が林選手と神谷選手という絶好の打順。1発やられたらすぐサヨナラ負けしそうな状況の中、ナテル投手が非常にいい投球で、2選手を打ちとり。ヤマハ逃げ切り。…なんて濃い試合。この試合だけなら本当に大満足。
第2試合、トヨタ自動車vs四国銀行。いきなりトヨタ自動車サード田中選手という飛び道具を。…田中選手…三塁手なんてできたの…?それはともかく、四国のチームのレベルを考えるとキツイかな?と思ったのだけれど、四国銀行・東出投手がゴロアウトの山。でもトヨタ自動車・大谷投手も飛び道具関係なしに奪三振の山。*3いい投手戦になったなあ。そういえば東出投手、昨年*4も、ENEOS相手に奮闘してたもんね。で、結局トヨタ自動車は7回裏、やっと満塁のチャンスを作って、佐野選手の走者一掃適時二塁打で3点ゲット。8回表に四国銀行も1点は返したんだけど、ぎりぎり崩れなかった併殺の前に撃沈。でもこれはいい試合だったなあ。またいいベテラン投手を一人見つけた感じで。大谷投手は元々買ってるし。それにしても四国銀行この記事はいいなあ…。
第3試合、ENEOSvs日本生命日本生命は強打チーム相手にルーキー佐川投手を先発に持ってきたのがまずかったのか、なあ。佐川投手は同大出身で色々いい話も聞いていただけに、残念な結果に。もう少し緩い場面で見てみたい気がする。リリーフした黒田投手は、立命館大時代に散々だった試合を見ているので、あんまり打たれても気にはならないけど(おい)。土井投手が打たれた方がむしろ痛い。ただ、ENEOSもちょっと投手が素人目に見てもよくないし、三塁走者が生きているのに本塁ガラ空き→本塁突入なんてポカもあったので、ちょっとなあ。審判も微妙な判定が悉くENEOS有利に出たし。山本選手の盗塁刺殺は素人目で見ても誤審くさかったよなあ…(モニターでリプレイも見た)。審判に文句言わないのは紳士的でとてもいいことだけど、この試合に関してはちょっとそれは言えないぐらい。これが最後の試合だったのがなんだかなあ…。サンケイスポーツ好発進と書かれたけど、正直「好」かどうかは…。
で、今日の試合は…。…日本通運…。そして4万3千人って!(サンケイスポーツより)恐ろしい観客数だなあ。東京ガスの試合は見に行きたくないな、これじゃ。

*1:今大会は11回から問答無用でタイブレーク。前年までは経過時間に拠ったという記憶。実際、この試合、投手がリズム良くて最終的にも2時間かかっていない

*2:結局7奪三振。阿部投手と合わせて17奪三振。平井投手も30overのベテランなのに…

*3:フォローしておくと、田中選手はチーム唯一のマルチ安打で頑張ったし、守備も破綻なしだったので念のため

*4:JR四国の補強選手