日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

都市対抗2日目@夏休み自由研究

メールから下記の記事を書かせてもらった。
個人的には「動員の多いチームに動員の少ないチームがどれだけやってくれるか」をわくわくしながら見る大会だと定義づけてみる。だって私の心をがっちり掴んだのは日本新薬だったもん。目当ての新人出てないのに。逆に対戦相手に関しては…推して知るべし。
この気持ちは素直な心情だが、必ずしも動員が多いから嫌い、ではない。1日目のみ特別席で見たのだが、恐らくはそれがいけなかったのではないかと思う。

  • 第1試合、鷺宮製作所vsTDK。特別席にTDK千曲川のうちわを持った人が何人か。応援席には入りにくいんだろうか。最初からこんな試合とは…。いきなり打ち合いか!?と思ったら途中で「あと1本、残念」なイニングの山に。すっきりしないなあと思ったら、TDKが9回表に追いついて延長戦、そしてまだ続く「あと1本、残念」イニング。もう少ししたらタイブレーク、ってところで鷺宮製作所・狩野選手がサヨナラ本塁打で決着。何だか疲れる試合だった…。TDK応援にきていたスギッチ*1が、応援台でスキップで跳ね回りながら旗を振っていた。そしてTDKにはなまはげが。守備イニング中、じっと応援台の上で仁王立ちして戦況を見守るなまはげとスギッチ、という姿が非常にシュール。
  • 第2試合、JR東日本vs日本生命JR東日本の動員が物凄い。外野でJRの人文字作ったりしてるし。2階席は見えなかったけど、そっちも入ってたんだろうなあ。そして応援台の上で連獅子とかやってた。日本生命・高橋選手のソロ一発で先制。ところが、日本生命・土井投手(今年39歳になる大ベテラン!)が疲れてきたのか、JR東日本は6回裏に走者を溜めてから二ゴロで1点、更にNTT東日本からの補強選手・高尾選手の適時打で逆転。が、7回表、JR東日本・斎藤達則選手の痛恨の適時トンネル失策で同点。あらら、と思っていたら、7回裏にその斎藤達則選手がソロで再勝ち越し、更に川端選手がソロで続いてダメ押し。流石に土井投手、最後は疲れてたのかなあ。土井投手から替わった大阪ガスからの補強選手・梶野投手は結構良くて、終盤は逆に日本生命が攻めていたのだけれど…あと1本が惜しかった。ちなみに終盤、JR東日本東京ガスからの補強選手で有名選手の木村投手が出ていたんだけど、割と四球出してて微妙。結局NTT東日本からの補強選手である木城投手を出し、何故か一人の打者の時だけ木村投手を一塁手に回し、逃げ切ってはいた。あの一塁手回しは一体…。そうそう、JR東日本にはNTT東日本からの補強選手で元東洋大の新人選手・清田選手が入っていて、なかなか堂々とプレーしていたのだけれど、7回表(トンネル失策の直前)、ヒット打たれて必死にバックホームで投球した際にそのまま立てず。捻挫だったそうで(毎日新聞より)。軽いといいんだけれど…。あの必死のバックホームの気持ちは伝わっただけに、直後のトンネルは正直「おいおい」と思ったけれど、まあ本塁打で帳消しかな。ところで日本生命には唯一、補強選手でデュプロの選手がいたのだが、これで「デュプロ」選手としての都市対抗も終了に…。
  • 第3試合、Honda vs日本新薬。まさかいきなり日本新薬が0−5でリードするとは…。正直、Hondaが一方的に勝つのかと予想していたぐらいだったからなあ。確かに、Hondaは投手が全体的にぴりっとしない印象だったけれど、最初の方に稼いだ得点は、結構ラッキーヒットみたいなのが多かったのも事実。2点目は死球押し出し、3点目は大和高田クラブからの補強選手・山本選手のスクイズだし。逆に日本新薬・田中大介投手は堂々としたピッチング。右腕サイドスローということで、Hondaに戸惑いがあったのか…。ただ、6回以降、田中大介投手の疲れと、守備のミスも絡んで失点が。結局7回裏に5−5で追いつかれ。まあ相手はHondaだし致し方ない。個人的にはHondaのドラフト候補・長野選手でさえもこの日1安打のみ(その1安打は流石にいい当たりだったけれど)だったし、よく頑張ったと思ったなあ。で、前の試合がおしたために1時間遅れの開始だったので、9回表で諦めて席を立ったら、なんか9回裏に守備の乱れもあってランニング本塁打が出てHondaサヨナラ勝利だそうで。実はこの時投げていた池邊投手は大和高田クラブからの補強選手だったのだけれど、相当落ち込んでいる様子(毎日新聞より)。7回裏途中から登板だったけれど、決して悪い投球ではなかったので、そんなに自分を責めないで欲しいな。あと全然関係ないけれど、日本新薬の守備練習で元國學院・高橋選手の守備が見られてちょっと嬉しかったり。

*1:秋田国体マスコット→秋田県マスコットに