３日目と４日目の座る場所は別の場所だった。で、関係者が近くにいるのはこの大会関係上仕方がないのだが、２日間続けて、近所に警視庁第六機動隊の皆様がいるのはなんなんだろうか。お陰で好きな選手（複数）を何度も眺める状態なのだがどうしたらr
それはともあれ、この日は試合数は少ないよ。日本レスリング協会からの結果と、優勝選手の声と準優勝選手の声と健闘選手の声と写真集と表彰式写真集とを念頭に置いて。
- 女子68kg級。五輪階級。警視庁第六機動隊・飯島選手、腰椎ヘルニアだったんだ…。そりゃ棄権もやむなし。ただ、東新住建・土性選手をどうやって倒せばいいのやら。独壇場だもの。
- 女子62kg級。五輪階級。ジャパンビバレッジ・川井梨紗子選手がやっぱり強い。伊藤選手も初戦苦戦したとはいえ、川井梨紗子選手と対峙するとああなっちゃうのか…。朝日新聞に珍事とか書かれたんだが。女子62kg級は川井梨紗子選手だけがシード１で１回戦がなくて、準決勝の相手の飯島選手が故障棄権しただけで、他の選手はちゃんと１回戦から試合してるんだから、そこを強調される謂れはないよ。五輪階級だけで実施すると、非五輪階級は協会推薦で選抜するつもり？そういう方が嫌だよ。階級選択だって選手の戦略の一つでしょうに。
- 女子50kg級。五輪階級。今回は入江ゆき選手が好調だった。須崎選手が世界選手権優勝者なんだけど、須崎選手が準決勝で完封されちゃってたぐらい（日刊スポーツより）。決勝の五十嵐選手も（決勝が最初の試合になってスタミナは減ってなかったとはいえ）、凄い攻めてていい決勝だった。最後のラッシュは入江ゆき選手が押されてるぐらい、だけどベテランが一日の長、かな。テイクダウンされても決してその後ローリングされない、ラッシュを上手く円運動でかわす。場内では優勝インタビュー聞こえなかったんだけど、テレビで見たら凄い冷静に、最後受け身に回ったのが反省点って言ってたの、しみじみ強いなあ、と思う。
- 唯一決勝がテレビ放送されなかった女子53kg級。五輪階級。うん、これは放送しても…という感じになってしまった…。アクティビティタイム内の技が動かなかったポイントと、場外退避ポイントだけ、という…。
- 男子フリースタイル57kg級。五輪階級。日体大柏高・山口選手がALSOK・高橋侑希選手に挑んだけれど、テクニカルフォール喰らわなかっただけでも凄い。まあ、ポイントはとれなかったけどさ。山口選手はそのまま日体大進学か。日体大・長谷川選手も和歌山県体育協会・守田選手をボッコボコにしたぐらい強いんだが、ねえ…。ところで表彰式、守田選手がどうしてみかん色シングレットじゃないの！？（ずっとみかん、もとい赤シングレットからだったからという理屈だだろうけども）
- 男子フリースタイル86kg級。五輪階級。日大・白井選手が優勝。天皇杯で白井選手というとどうしても４年前の親子対決（日本レスリング協会サイトより）だけど。ただ、決勝で自衛隊体育学校・松坂選手の頭を抑える感じになりがちだったのが、ちょっと気がかり。印象が良くない。
- 男子グレコローマン77kg級。五輪階級。ALSOK・屋比久選手は強いのだけど、一宮グループ・泉選手も階級上げてここまでできるのは立派かな。準優勝選手の声のコメント見ると、体重がまだ合ってない感じみたいだし。
- 男子グレコローマン82kg級。非五輪階級。地味に全日本グレコローマン選手権で見ていた日体大・勅使河原選手が準決勝に来たので、なんとなく応援してたりとか（何故）で、決勝、実は拓大の同級生対決だったんだね。前田選手が本当に上手かった。ちなみに優勝インタビューの時、会場のスクリーンに表情が映ったんだけど、本当ににっこにこで嬉しそうに応じてたんだよねえ…。あまりに明るい好青年っぽくて株が上がる（あ）
- 男子グレコローマン60kg級。五輪階級。準決勝の話から。ALSOK・太田選手と自衛隊体育学校・清水選手は接戦の末に太田選手が勝ったのだが、接戦というか…どうも組み手争いになっちゃうのが気になる。清水選手が変わった組み手なのかもしれないけれど。そしてやっぱり凄かった決勝。テレビ放送で決勝の映像映ったけれど、前半３分も放送してくれ、と思いつつ（贅沢）。勝敗を分けたのは一瞬の文田選手の緩み、というか、余りの太田選手のラッシュに怯んだか。だから日本レスリング協会Facebookの写真で凄いガッツポーズ＆勝者の腕上げでドヤ顔で映ってたなあ。優勝インタビューでの涙と、表彰式の写真でも分かる文田選手の本当に悔しそうな顔と、涙、と。毎日新聞の記事がいい感じだったり、日刊スポーツで実は胃腸炎で寝込んでたことも発覚したり。おいおい。
- 男子フリースタイル65kg級。五輪階級。準決勝で自衛隊体育学校・高谷大地選手がフォール一発。本当に絶好調だなあ、としみじみ思いながらの決勝。早大・米澤選手だって決して調子悪そうではないのだけれど、やっぱり高谷大地選手が気迫が違う。で、もって。アリーナ席（関係者のみ入れる）に、なんか白い服の人が。…ああああああ、来ちゃったよ、おにいちゃん…！弟がもう自衛隊体育学校入っちゃってセコンドつくことはない、のだが、居ても立っても居られないという感じで。最前席で（しかもジャパンビバレッジ応援団のど真ん中に座ってた）立つし！声上げるし！立ったままだし！後ろの席の人迷惑でない？（あ）いいんだろうか、あのセコンド席にいないセコンド…。試合終了後にはがっちり握手して、その後表彰式前にマット横でがっちり抱き合ってたとか。いやあ、相変わらずのブラコンありがとうございました（遠い目）まあ、優勝選手の声の写真、やっぱり兄弟なのかねえ、とか思ったけどさ。切れのいいジャンプだったよ（あ）ちなみに日刊スポーツにはこんな記事。本当に凄い頑張ったんだなあ…。
- 優秀選手賞及び天皇杯受賞の時の話。最初に各階級の優秀選手賞が発表された後に表彰式があって、最後に天皇杯の発表があって表彰式…となるのだが。優秀選手表彰式でＢマット上に上がれと指示された時に、天皇杯受賞であろう方も続いてマット上に上がってたとか（え）フライングだよ！天皇杯バレバレだよ！最後の方がうっかりお笑い続きになってしまったなあ…。
