日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

明治神宮大会・関西大vs明治大in神宮(記載日:11/14)

いやあ。あんなにひとが多いとは思ってもいなかったよ…。東京六大学vs関西学生だったからなの?よくわからない。個人的には関西大はなかなか見られないので見に来た、のだけど…。
関西大の先発は吉川投手。たぶん大学代表とか選ばれてるよね(たぶんって)。そういえば進路知らないなあ。プロ志望出してないからどこか内定してるんだろうが。ま、いいや(え)1回表。佐野選手が二塁打で出塁。…二塁打、ねえ…。中堅手が打球見誤ってたよなあ…。その前に、捕邪飛になりそうなの、追いつけてたけど捕球できなかったりね(ベンチフェンス前だったから仕方ないのかもだけど)。で、牛島捕手の打球は左翼フェンス直撃の文句ない適時二塁打。明大が1点先制。
でもって3回表。渡辺選手が投手強襲ヒットで出塁。これは吉川投手が強い打球を大きく弾いてしまった(捕球できないのも仕方ないレベル)のだけれど、非常に悔しそうにしていた。その前も強い投ゴロを処理していたので、フィールディングには自信があるのかな、と。で、犠打と進塁打で三塁へ進めると、佐野選手が2ランがつん。でもって牛島捕手の遊ゴロを遊撃手が悪送球してまた走者を出すと、川口選手の打球は右翼ライン近く、右翼手がダイビングも届かない適時二塁打。個人的には、あそこまでいっちゃうとダイビングよりは後の処理に気を回した方がいい気はするけれど、実はそれよりも気になったのは、その後本塁にボールが送られた後の、捕手の動き。本塁でボールを捕球した後、間に合わなかったなー的にがっかりしていて。そんなことしてる間に川口選手に三塁陥れられてるという。がっかりしてる場合じゃないよ!三塁ケアしようよ!幸い、これ以上の点は入らなかったとはいえ…。
関西大はこの後も外野手がボールを見誤って二塁打にしたとか、犠打小フライをワンバウンドに「して」投手が捕球して、二塁間に合いそうなのに何故か一塁送球して一塁走者は結局生きて犠打成立させるとか、なんというかこう、守備に綻びが…。それでも1回と3回の失点だけだったのは、4回から登板した阪本大樹投手が4イニング、8回から登板した山本投手が2イニング、それぞれ頑張ったから。山本投手は関西学生今季MVPの2戦目を投げていた2年生の投手で、172cmの小柄(体重はそこそこある)ながら、スピードボールを投げていた投手。で、個人的に気になった阪本大樹投手はリリーフ専門の3年生、リーグでも4イニング投げたことないし、成績もそんなに良くないっぽい。でも、結構いい度胸で放ってたと思う。
一方。明大の先発は柳投手。実は明治神宮大会で柳投手、というと、3年前の「リーグ実績殆どないけど(他に主戦いるのに)先発抜擢」を思い出して、嫌な気持ちになる。柳投手のせいではないんだけどさ。で、その柳投手、もしかしたらそんなに調子良くないのかなあ、と。制球がいまいち感。要所は締めてたけども。御本人の自己評価も厳しいが(サンケイスポーツより)。それもあったのか、連戦を予想して休ませる気もあったのか、5回で柳投手はお役御免となり、6回から齊藤投手が登板。が、7回表。阪本大樹投手の代打の西田選手が左翼ライン付近への二塁打で出塁すると、進塁打の後、こちらも代打の松島選手が左中間越えの適時二塁打!齊藤投手をノックアウトして星投手を引きずり出した。
そして9回裏、主将の松山選手がヒットで出塁して、四球と死球で二死満塁にする見せ場は作った。ただじゃ終わらないのを見せたのは良かったんじゃないかな。ちなみに8回裏もヒット(イレギュラーが起きたので明大はハードラック)で出塁したんだけど、その次の一、二塁間を抜けそうになった当たりは、竹村選手がスライディングで追いついて見事に併殺に。明大なので在学中は応援はしない(あ)し、(立教もやられたので)正直悔しいけれど、上手い二塁手だよなあ、とは思う。
応援。明大はいつもの。関西大は対抗するかのように応援人数は多かった、のだが…。書き手は一塁側に座っていたのだが、ふと気づいたら、関西大の応援団が結構近いところにいた。え?なんで、ポンタ席(ファミリー席)より内側に応援団が来てるの…?そして観客を巻き込むように応援。書き手は幸い、巻き込まれないぎりぎりの位置にはいたんだが、これは応援に特に加わる気がない観客も巻き込まれているんだろうな、とは想像がついたし、巻き込まれて迷惑なんだろうなあ、というのも推測できた。そしてやはり被害者がいらっしゃったのも、聞いた(敢えてリンクはしない)。特に今回は観客が多くて、席がなくて、仕方なくバックネット裏からはみ出る観客は多かったはず。そういう観客は、応援しに来ているのではなく、この寒い時期に野球が見たくて見に来ている「酔狂」なひともいて(書き手もその一人)。応援に参加したい、というひとがいるのは分かるし(東京六大学なんかいい例だろう)、参加したいひとは好きに参加していいと思うが、応援したくないひとを巻き込むのは応援じゃない。プレーもあまり良くなかったこともあって「関西学生なにしてんだよ」って気には、正直なった。なお、関西学生連盟は「柵がなければ広がって応援してもいい」という文化だと別口で聞いたので(バックネット裏には強要はしないスタンスとのこと)、今まで出会ったチームはどうだったかとか、そういう擁護は一切しないことにした。応援のことは良く知らないけど、「ここまで」とか規定ないんだろうか。そういうの、割と事前に細部まで決めていそうなものだが。そういう文化だから、野球見たい方はなるべく応援席の近くは避けた方がいいみたい。あの日の混雑は不幸な結果にしかならなかったのかも。