日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

日本選手権近畿地区最終予選in西京極

交通都合上、たどりついたのがまさに1回裏最初だった。
いきなり惨劇が始まったわけだが。
とはいえ、招いたのは先発近藤投手のコントロールがさっぱり定まらなかったことなのだが。間に犠打なかったら、アウトすらとれてなかったよ…。実は新日鐵住金広畑の中で、中2日とそれなりに休養とれてた投手なのだが。力んだのかなあ。で、梶本投手に替えたのだけど、こちらは3連投、しかもこんな早い出番だから、気持ちの整理もつかなかっただろうし。なので、ボコボコ打たれてもしょうがない面はある。更に、三ゴロから本塁への送球が走者のメットに当たるとか、不運も重なった上に、アウトとれるはずの、完全に追いついてた右邪飛を落球するし(その後に適時打)。そういう試合で気持ち保つ難しさは理解しているが、物部選手がそれやっちゃいかんだろ…。なので、1回に12失点、3投手注ぎ込み。
ただ、私にとってもありがたかったのが、その3人目の森原投手が、非常によく頑張ってくれたこと。出た当初は打たれ、結局7回途中に2点適時打されて降板したとはいえ、その間ずっと奮闘する投球だった。実はこの試合で4連投(!)なんだけど、そんなこと見せず、走者出してもよく粘ってた。バットも折ってたものね。結構球威あるんだろうか。元々明治神宮大会でお気に入りになった投手だから、余計に嬉しい。
もう一つの救いは、若山選手の二塁守備。1回裏の3アウト目の一塁手が弾いた打球の処理から始まり(これは森原投手の一塁カバーも良かった)、逆シングル捕球、ダイビングキャッチ等々。これであとは打てれば(9番打者だしね…)、と思ったら、9回にチャンスを広げるヒット打ってくれたし。
なので、他の方に心配されるほどのショックはない。日本選手権本戦で会えない分、ここで会えたし。実はこの観戦、諸々の用件が重なって、たまたま見られるスケジュールとなったので。
勿論、私が一番見たい投手は投げてはいない、のだが。その分ベンチで、守備の回の後に必ず誰よりも一番前で、戻ってくる皆を最後の一人まで待つ姿を見られるだけでも。自分の好きな選手がこういう選手だと、なんだか嬉しいよ。