日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

ヤクルトvs西武in戸田

というわけで灼熱の戸田に…行く覚悟してたのだけど、あまり灼熱でなかった戸田。8月で、あんなに涼しい戸田は初めてじゃないか?勿論、スタンドに屋根があるだけで違うのは知ってるけれど、屋根のないところでも全然普通にいられたし、あのスタンドに人みっちり状態で(平日なのに。流石お盆)、あれだけ涼しいとかびっくりするよ。
色々な試合を見ていたのだけれど、この日は戸田になるかなあ、とは漠然と思っていた。もしかすると今年最後の戸田。しかも、もしかするともしかする、だったので。
というわけで、ヤクルト先発・杉浦投手キター!(ヤクルト球団公式より)この日の先発は2択だった。由規投手か杉浦投手か。正直、由規投手の方が可能性は高いと思ったのだけどなあ。成績としては球団公式の通り、5回被安打2四球3。四球は3だけど、荒れてたというよりは、ちょっとコースずれてたかな、ぐらい。本人曰く「コントロールが悪かった」直球だったのかもしれない。逆に変化球は切れてたかもなあ。西武・山川選手を変化球で空振りさせまくってた。で、これってプロ初勝利、なんだよね(二軍だけど)。見ちゃった。なんか嬉しい。
西武は先発中崎投手。中崎投手が左腕投手のせいか、ヤクルトは右打者をずらりと並べてた。まあ、四番指名打者野口選手とかどうなんだろう、とか思ってたら、見事に2点目のソロ本塁打かましてくれてぽかんとしたんだけど(おい)。ちなみに先制点は川崎選手のソロ本塁打。あとの3点は…。6回に二死満塁の状況で、代打新田捕手の打撃が三ゴロだったのだけど、三塁手が三塁ホーム踏めず、やむなく一塁へ投げたら躊躇した分セーフになるという三野選で1点。更に、代打西田捕手の三塁ゴロを三塁手がトンネルして二者生還、というやつで(顔を覆う)。…ええと、ハードラックだったけど、元気の良い三塁手なのは伝わったよ、山川選手…。なお、遊撃手に鬼崎選手が入っていたせいか、西武の方が内野は元気だった。逆に、もう少しヤクルト側も声が出ていいかな、と。あと、西武ファンのお子さんからちらほら「鬼ちゃん」呼ばわり出てて、ほんわかしたりしたよ、鬼崎選手。
西武側は8回に1点。守備から途中出場の駒月選手のソロ。…3番手の山本哲哉投手から(遠い目)。正直、勘弁してくれよ、とは思ったとも…。なにすんの…。ちなみに、2番手の真田投手はひやひやながらも2回無失点、最後は押本投手がヒット打たれたけど、まあまあ普通に抑えて無失点で締めくくり。二死から、粘られて鬼崎選手にヒット打たれたのは、それはそれでよし(あ)
試合はこんなところだけれど、試合前の練習で一つ印象に残ったこと。隣の陸上競技場の片隅に作られている野球場で、左腕投手(赤川投手と、たぶんもう一人は児山投手だと思う)が、マウンドで投球動作の後、投手前に転がるボールを拾って三塁へ投げる、という練習をしていた。ちなみに転がすボールを打つのは山部コーチ、三塁に入ってボールを受けていたのは水野育成担当。左腕投手から一番遠い塁へ、いかに速くボールに追いついて、いかに低く送球で、いかに走者に近いところに(要は、二塁から三塁へ走ってくるあたりへ)正確にボールを投げるか。これができないと指摘びしびし。そういう練習。物凄い細かいことしてるんだよね、これ。想定としては、走者二塁で、三塁へ送るバントが投手正面に転がった時。そこまで多い場面かはわからないけど、こういう細かい練習するんだなあ、と感心しながら見ていた。これが身になるといいよね。本当に。
でもって、一番嬉しかったこと。実はこの日の一塁塁審は、小林達郎氏。國學院のOB。航空自衛隊千歳・辻選手と同級生*1。杉浦投手とは入れ替わりに卒業した代なのだけど、試合開始直前、一塁側ブルペンから小走りにやってきた杉浦投手と、ちょっと長めに話をしていた。普通の審判だと、簡単な挨拶レベルぐらいしかしないはずなんだけど。…後輩だから、ちょっと気になった、のかな。そんなのを見てにやにやしている人、たぶんこの人だけ。

*1:もっと言えば、1つ上に鷺宮の人がいて、1つ下にえねおすだの鈴鹿だのREXだの東芝だのかずさだのJR北海道だの、がいる