日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

富士重工業vsJFE西日本オープン戦(壮行試合)@太田

というわけで行ってきた。勿論、都市対抗の直前なので、レポートは後日。→というわけで記述。群馬、暑かったけど、日陰ならまだ全然大丈夫だよ。
代休をこの日とったのは偶然だったのだけど、「なんかないかな」と調査したらこれが出てきてハイ決定、だった私。だって都市対抗直前だよ?間違いなくどちらも大会への直前調整だよ?しかもJFE西日本は日程的に見られないかも、状態だったし(それは正しかったわけだが)。
富士重工業先発は小野投手。お陰でこの二週間でどれだけ小野投手を見ることになったか。初回、二死から橋本駿介選手を四球で出してしまったのが命取り。橋本駿介選手は足あるんだからおいそれと出しちゃいかんのだが…。で、二盗されて永井選手に単打で適時打。あーあー。ただ、それ以降はきちんと抑えて、バックの守りも良くて、5回無失点。それ以上に「髪の長い」小野投手に違和感バリバリだったとか(略)
JFE西日本の先発は陶山投手。周囲の富士重工業応援、というか関係者なのかもしれんが、「打てないなあ」とぶつぶつ言ってたけど、陶山投手を簡単に打たれてたまるもんかい。本戦で9回一死まで完全試合やりかけた投手だぞ?ただ、本戦では(都市対抗ダイジェストを見る限り)かなり本気でガンガンきてたっぽかったけど、この日は勿論調整なので、そこまで力は入れてなかったように思える。林選手の打席以外。…そこだけガチ投げしてきたように思えたんだよなあ…錯覚だったかもしれないけど…。成績的には5回被安打1死球1、走者は2回出したけど、直後に併殺とったり盗塁死したりで打者は15人対戦、当然無失点。1本は小杉選手の初球打ち。これができるから、小杉選手は好調っぽいなーと。本戦でもいいところで打ってたもんなあ。あの佐伯投手からの初安打も小杉選手だもの。
JFE西日本は6回から藤井投手を登板させたのだけど、割とコントロールがアバウト。更に最初に四球を出したら、いきなり2犠打(!)で走者を三塁まで進塁されて、精神的にも攻められた形で更に四球。慌てて森川投手を登板させたら、小杉選手が同点適時打。本当に調子いいなあ。
JFE西日本はその後は森川投手が抑え、8回から三菱重工広島・鮫島投手を登板させる豪華さ。一方、富士重工業は畠山→飯野→柳沢→新日鐵住金鹿島・石崎投手と1イニングずつ。実はこの時から、石崎投手は結構使えそう、と思っていたり。でも飯野投手はこの時割とばたばただったんだけど、よく準決勝で使ったなあ。まあ、この時も作ったピンチを併殺で切り抜けてたからなあ。度胸を見込んだのか?
というわけで、結果は1−1の引き分け。
さて、上記ちらっと書いた「バックの守りも良くて」の話。実はこの試合、JFE西日本の打撃は、何故か右方向にボールがよく飛んだ。が、初っ端に右中間に抜けそうな当たりを軽くジャンプしながらランニングキャッチ。更に走者一塁のところで右前に落ちそうな打球をダッシュ捕球→即座に一塁へ送球(ワンバンさせたのは精度をあげるためのわざと、かな)して、慌てて一塁へ帰塁しようとした一塁走者をアウト。更に右、センターやや寄り気味に落ちそうな打球を、スライディングキャッチ。ええ、富士重工業右翼手は林選手でございますが何か。…本当にこの日の林選手は守備職人だった。珍しいし嬉しいけど、求めてるものそこじゃない的な。観客席からも、なんとも微妙なざわめきが起こってたのが、変にツボにはまった書き手。明らかに分かってるよね、観客の皆様。守備であんまり頑張ったせいか、6回からベンチに下がってたけどね。
私の夏祭りは、この試合から始まっていたのだろうか。守備職人は置いといても。