本日発売。
選手名鑑号。
「差し替えが間に合わなかった」ことが、逆に嬉しかった。
ずっとチームと共にいて欲しい、という気持ちではなく。
彼がここにいて、2010年シーズンを迎えたことを、証明したかった。
もう、他の本ではきっと、載ることはないのだろうから。
本日は球団が行った「お別れの日」。
つまりは、球団が決別を決めた日、だ。
これからまた、ペナントレースに進むため。
そう決めたのなら。
何があったとか、そんなことはもう、どうでもいい。防止策が云々の話は別として。
その先の、一般論な話もどうでもいい。一般論な話としては決して誤りではないとは思うけれど、結局断定はされていないのに、そんな話に繋げないで欲しい…それが本音。
ただ、もう同じ世界に、彼はいない。
同じ世界でプレーを見ることは叶わない。
その事実に目を背けることはできないのだから。
だから、3日前は言えなかった言葉。
同じ世界にいないことを理解したくなくて、言えなかった言葉。
言わなければならないのだと、思う。
心より、お悔やみ申し上げます。
悔やむ。
いい選手を、これから凄い選手になる可能性を持った選手を失ったことが、本当に悔やまれる…。
そして、今はとても無理だろうけれど…とても仲の良かったチームメイトが、少しでも元気になれますように。
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お前、本当にスポーツ見てるのか?って言われそうだけど。
思い出すのはプレーシーンというよりも、「笑顔」だったりする。
きっと、私は彼の笑顔を、結構気に入っていたのだと…今更ながら、思う。