日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

凄く冷静に見ていた東京六大学野球

結局2試合目まで見てた。
第1試合、東大vs立教。正直、東大は先発平泉投手を早く交代させすぎたのではないか、と。代打交代だから、早く立教に追いつきたかったって気持ちはわかるけど…。あと、やっぱり前田投手に、あの場面で連投させてもモチベーションは上がらないと思うのだけど。打つ方は…それなりに、かな。古垣選手のヘッドスライディング内野安打は、気持ちを感じて良かったなあ。立教は、あの雨の中(無風状態だとはいえ)、守備にかなり好プレーも出ていた。藤田選手が1つ悪送球やらかしたけど、その分バットで返してたしね。藤田選手は大型選手なだけに、当たると飛ぶなあ。フェンス直撃2回見たよ。ほほう、五十嵐選手も結局.333かあ。2年までは全然打てなかったのに、いい打者になったもんだなあ。そして18点も援護あれば、流石にぴしゃりと完封するよ、仁平投手。そういえば2本ヒット打ってて、そっちでも気持ちが乗っていたのだろうか。それにしても一番凄いのは雨男っぷりなんだが。しかも第2試合途中から晴れてくるって…。
第2試合、法大vs明大。最初、法大が佐々木選手の不運な併殺*1なんかもあったのに、それにもめげずに、3回裏に亀谷選手のソロで狼煙をあげて、好調な松本雅俊選手の適時打に、石川捕手の併殺崩れで一気に3点ゲット。明大は4回表に代打小町選手が適時打するといういい仕事をして(しかし上本選手を思い切って替えたなあ…)1点返して、5回表に遠山選手・謝敷選手の連続二塁打でさくっと1点追加して、更に荒木郁也選手の適時打を重ねて同点に追いつく。譲らないなー、と思っていたら、6回表に明大が一、三塁の場面でスクイズして勝ち越し。実はこの後は明大に何度もチャンスが来ていたんだけど、法大西投手がなんとかスクイズの1点のみで抑えていた。個人的にはお気に入り投手なので嬉しい。スクイズで失点したのも、実は走者が失策で出ているために自責点0。法大の当たりも止まっていたので、このままだと自責点0で敗戦投手だなあと呑気に思っていたら、8回裏。法大多木選手がヒットで出たのに牽制死。なのにめげずに石川選手と代打亀田選手にヒット。多木選手勿体ないなあ…と思っていたら、次の当たりを遊撃手の山内慎之介選手が弾いちゃって、適時失策で同点に。うわあああ。実は山内慎之介選手、スクイズ決めた選手だったんだけど…。で、更に満塁で、明大は野村投手を出してきて、法大は和泉選手が打席に。ここで三直で併殺って。これで明大もほっとしたと思ったら、9回表にヒット打った荒木郁也選手が盗塁刺殺しちゃったこともあって、無得点。これで今日の明大の勝利はなくなる*2。後は法大だけど、相手は明大野村投手だしなあ…でも打順は悪くないなあ…。
まさか、いきなり法大今井選手がサヨナラソロだなんて。
なんだこの劇的っぷり。何はともあれ、法大優勝おめでとうございました。今井選手はインタビューでかなりの謎キャラだったけれど、まあそれはそれで。
明大の敗戦ポイントをあげるとしたら…実は細かく荒木郁也選手が走塁ミスったんだよなあ。同点追いついた後の挟殺プレーで刺殺とか。法大も勿体ないプレーはあったんだけど、そこは打力の差があることもあって、明大よりカバーができるのかもしれない。あと、法大は明大戦に関しては中継ぎが頑張ったなあ。三嶋選手が出てきたのも大きかった。先発に関してはかなりの誤算があったはずなんだけどね。
そういえば知り合いに、「何故、法大は昨年の春は5位だしずっと勝てなかったのに、今年勝てるようになったのか」と聞かれたんだけど。正直、質問は逆だよなあ、と思う。有望選手のスカウティングできる人数がかなり多い筈なので、戦力的には毎回優勝を狙わなきゃいけないチームなんだよなあ。明大も然り。

*1:マウンドでボールが跳ねたら、偶然にも二塁カバーのところにボールがいっちゃって、4−3併殺

*2:プロ併用日なので9回で終了