この日からバルコニー席。どんなところかというと、１階席と２階席の中間にある、あんまり席数はないところ。が…椅子が映画館の椅子みたいなクッション型。テーブルがついてる（特急列車にあるようなやつ）。プロ野球だとこういうこと（PDF注意）になっているようで、普段はそういう時に営業しているであろうワゴンが、布かぶって端に置いてある。バックネット裏の特別席にも、プラスチック製の椅子に薄いクッションがついているけれど、座り心地はかなり違う。マウンドに近い席は応援席の音がうるさくて人と喋れないという難点はあるものの、どこかのチームのファンがバルコニー席に入ってきて応援してきてもそんなに不愉快な声は（音で消されて）聞こえてこないし、個人的にはくつろげる空間。しかも特別席より安くて、プロ野球の神宮外野席と同じ1500円はかなりいい値段だろう。以降、こちらからレポート。
- 第１試合、JFE東日本vs伯和ビクトリーズ。JFE東日本の動員は凄くて（２階席途中まで埋まってた）、伯和は動員ほとんどなさそうだった。前日の日本新薬ぐらい*1はどこでも入るのかと思っていたのだが。伯和始球式の東広島市長の始球式が物凄くうまかった。左投でいい投球してたんだよねえ。で、試合自体は…とにかく伯和が全く打てない状態に。JFE東日本・福井投手にほぼ完全に抑えられてた。伯和・石丸投手もリリーフした倉敷オーシャンズからの補強選手の三谷投手も、頑張っていただけに…ね。昨年の法大主将でJFE東日本・大澤選手も代打で出場したのだけれど、残念ながら三振。
- 第２試合、富士重工業vsTDK千曲川。TDK千曲川の応援はTDKと一緒、富士重工業は完全に明大メドレー。いや、明大の応援結構好きだけどさ。まるっきりとは思わなかったよ。ちなみに「やっぱりスバルがナンバーワン」になってた。で、富士重工業もTDK千曲川も先発は「阿部」投手。富士重工業が次男投手、TDK千曲川が正大投手。次男投手は今年36歳になる大ベテランなので、２投手の年齢差は10。が、その阿部次男投手が三振オンパレード。途中三振振逃（！）され、二盗されたところで平井投手に交代し、その平井投手が適時打されて１点は失ったけれど、結局こんなことに（スポーツニッポンより）。うわー、阿部次男投手、記録勿体ない。打線もいきなりの先制パンチと、最後のダメ押しでかなり磐石。TDK千曲川には補強選手でフェデックス・副島選手（元ヤクルト→オリックス→茨城GG）もいて、先発出場だったのだけれど、全く打てずに途中で交代させられちゃったしな…。
- 第３試合、三菱ふそう川崎vsJR九州。ふそうは最後の都市対抗になってしまう予定…。が、ふそう先発・佐藤大士投手が３回に連打を浴びて、１失点。更に４回にはJR九州・宇多村選手のソロ。佐藤大士投手を諦めて、補強選手の三菱重工横浜・亀川投手を出したら、今度は中野選手にソロ。JR九州も守備の乱れとかあったんだけど、JR九州・米藤投手がほぼ隙を見せず。唯一、二塁打と右邪飛のタッチアップ、適時打で失点。…これは…ふそうの打者が固かったのかなあ…。そういえば、JR九州の応援は動員はそこまで多くないけれど、何だか妙に熱かったような。そしてJR九州の駅員コスプレで応援ずるい。ところで、JR九州はオリックス小松投手のプロ入り前の所属先なのだが、こんな激励を届けたらしい（スポーツニッポンより）。…冷静に？難しいことを言う。
*1:外野席に届かないぐらいで内野席は９割ぐらいの入り
