日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

全日本クラブ選手権富山・石川・福井一次・Hard Ball club金沢vs富山ベースボールクラブin富山アルペンスタジアム(7/29記載)

仕事で休日出勤が続き、日々が閉塞してきたので、とりあえず旅に出た(え)
というわけでやってきたのが富山アルペンスタジアム。駅からバスが少ない、バス停から球場が離れている、けど、なんとかなるものだ。周囲が田んぼで視界を遮らないから、バス停から球場までは迷わないし。屋根はなくて、よく晴れて暑いけど、風が通り抜けるのがありがたい…。日陰だと涼しいぐらい。
バス本数が少ないので、たどりついたのは1回表が終了した後。富山ベースボールクラブに1点が入っていた。
その後もヒットは毎回出ていたけれど、得点は動かず、次に動いたのは4回裏。富山ベースボールクラブの先発は村地投手。能崎恵輔捕手が遊撃内野安打で出塁すると、荒勢選手(この日は右翼手やってたけど、本職は捕手のようで)が四球で続く。続く中川界人選手は二ゴロで一、三塁となるものの、中川界人選手が二盗敢行して盗塁死。これで二死三塁。うーん、となったが、ここで田前選手が適時打!更に左藤選手が二塁打で二、三塁とすると、辻飛真選手が2点適時三塁打!Hard Ball club金沢が逆転&勝ち越しの3点。
更に6回裏。富山ベースボールクラブは熊崎投手にスイッチしていた。荒瀬選手が二塁打で出塁すると、中川界人選手選手が四球で続く。田前選手がここで投犠打。が、投手も割と余裕で追いついて三塁へ送球したら、これが悪送球。一者生還してなおも二、三塁。ここで辻飛真選手がこの日2本目の適時打。この回、Hard Ball club金沢に2点。
さて、Hard Ball club金沢の先発は彦田投手。投手コーチ兼任で、デュプロ所属もされていたベテラン。デュプロは書き手が社会人野球を見始めた年が最後だったので、存じ上げてはいないのだが、グランドスラムを追うと、デュプロがなくなって即座にHard Ball club金沢に移籍されたみたいで。初回に1点は失い、毎回ランナーは背負ったものの、巧くしのぎ切って、結局完投、Hard Ball club金沢が勝利。頑張ったなあ…。
ちなみに、この試合の珍しいシーン。7回表。無死で確か四球で走者が一、二塁というところ。打者の打った打球は中堅手前に近かったけれど二飛。二塁へ送球したらそれが悪送球で、二塁手がタッチアップとして三塁を狙ったけれど、巧く処理して三塁手に送球され、タッチアウト。一塁走者はその間に二塁に行っていたのだが…ここで審判が協議。んん?なんだこれ?そう思ったら何事もなかったように試合が続行になり…ここで投手が一塁へ送球。審判はアウトのコール。…んー?どうやら、一塁走者が二飛のキャッチの前に塁から離れてて、一塁を踏んでおらず、そのまま二塁に行ってしまっていた、という判断だったようで。なので、一塁にボールが送られてアウトに。な、なんと…。

全日本クラブ選手権富山・石川・福井一次・BANDITS BASEBALL CLUBvs福井ミリオンドリームズin富山アルペンスタジアム(7/29記載)

今回は初めてのチームばかりなのだが、一度、少しだけニアミスしたチームが、福井ミリオンドリームズだった。もう5年も前のことになる。その時登板していた投手もまだお名前はあるのだが…いつかお会いできるのだろうか。大学でも前所属でも見ているので気にかけている。BANDITS BASEBALL CLUBは今年結成されたクラブチーム。
BANDITS BASEBALL CLUBの先発は井原投手。5回表。宮田選手が死球で出塁すると、犠打で進塁。水野谷選手が二塁内野安打で一、三塁とすると、ここで井原投手がワイルドピッチ…。福井ミリオンドリームズが1点先制。一塁走者の水野谷選手はこのワイルドピッチで三塁へヘッスラで到達する気迫を見せるものの、この後は続かず。
福井ミリオンドリームズの先発は上山投手。6回裏。岩岬*1選手が死球で出塁すると、大城選手が二塁打。更に多田捕手は明らかに敬遠…申告敬遠しないの…?ちなみに多田捕手は元NPB・広島。一人体格が違う…。ここで、横山選手が適時打。更に佐藤選手が走者一掃の3点適時三塁打!一気に勝ち越してBANDITS BASEBALL CLUBが4−1でリード。
更に7回裏。宝田選手が四球で出塁したところで、上山投手は降板。萩野投手に交代。が、岩岬選手は四球で出塁すると、大城選手が適時打で一、三塁。更に多田選手の打球は遊撃手が外野の深いところまで追っていってキャッチし、これが犠飛に。遊犠飛って珍しいなあ…。更に大城選手が二盗敢行した後、横山選手がヒットで一、三塁。ここで横山選手が二盗敢行、挟まれるもその間に三塁走者が本盗。これでBANDITS BASEBALL CLUBが3点追加、7−1に。
この後は萩野投手も抑えたのだが、井原投手がワイルドピッチの後にあまり揺るがず、そのまま完投勝利。これでBANDITS BASEBALL CLUBは決勝進出が決まり、全日本クラブ選手権北信越二次への切符ゲット。おー!新設チーム頑張ったなあ!

*1:これで「いわさき」。珍しいなあ…

全日本クラブ選手権富山・石川・福井一次・Hard Ball club金沢vsロキテクノベースボールクラブin富山アルペンスタジアム(7/29記載)

ロキテクノベースボールクラブ。首脳陣が元NPB独立リーグ出身者だらけで、現役選手でも元NPBがいるという。…というか、結構馴染み深いんだよ、元ヤクルト・川崎選手。背番号、ヤクルト時代と同じ64だしさ。
Hard Ball club金沢の先発は鍛冶投手。背番号6。ん?と思ったら、やっぱり本職は内野手だそうで。途中で犠打処理上手いなあと思ったんだが、内野手だからかな。1回表。河田選手がヒットで出塁すると、進塁打で二塁へ。ここで川崎選手が適時打。ただし、川崎選手は一塁オーバーランして捕手からの送球でアウトに(遠い目)ともあれ、ロキテクノベースボールクラブが1点先制。
1回裏。ロキテクノベースボールクラブの先発は長坂投手。辻飛真選手がヒットで出塁すると、犠打で進塁し、鉾田選手が適時打。更に小林亘選手のフライを遊撃手が落球してチャンスを広げたものの、この回は1点止まり。
1回の攻防の後は、どちらの投手も踏ん張って点にならない状況が続く。
状況が変わったのは6回表。伊東選手が死球、河田選手が四球で出塁すると、太田選手がヒットで満塁。ここで、川崎選手が2点適時打。これで鍛冶投手は降板。ここまでよく投げたけどなあ…。土田投手にスイッチ。が、下島選手が四球で押し出し…。更に上田選手が2点適時二塁打。その後、加瀬選手に四球を出したところで土田投手は降板。加藤敦投手に交代。が、ここで伊東選手が適時打。ただし、二塁走者は本塁を狙うも、左翼手の左藤選手からいい返球があり、アウトに。その後も河田選手のヒットが出たものの、なんとか抑え。でも、この回に一気に6点追加…。
が。7回裏。辻飛真選手が四球で出塁すると、ワイルドピッチで一気に三塁へ。加藤慎選手が四球で続くと、鉾田選手が適時打。更に能崎恵輔捕手がヒットで続くも、ここは1点止まり。
更に8回裏。ここからロキテクノベールボールクラブの投手は前田投手に。ここで代打林選手。が、死球。そして笑いが出るベンチ(え)。また林選手も「太腿!」って返してたし。実は林選手、ベンチでは率先して賑やかし役だったんだよねえ。で、代走の境選手が二盗を決めると、加藤慎選手の遊ゴロを遊撃手が悪送球。その間に一者生還。Hard Ball club金沢が1点ずつ返していくなあ。
ところが、9回表。町田選手がヒットで出塁すると、下島選手が四球で続き、ここで上田選手が2点適時三塁打。あー、折角差を詰めたのに…。
それでも9回裏、荒瀬選手のライナーを二塁手が落球して出塁すると、田前選手のヒットで一、三塁と一矢報いる体制は作ったものの、残念ながら得点ならず、ロキテクノベールボールクラブが逃げ切り。
そしてロキテクノベールボールクラブは富山・石川・福井一次予選を優勝し、北信越二次でも優勝して、ようこそ西武ドーム
それにしても。Hard Ball club金沢がなかなか雰囲気が楽しそうで、個人的にはいいチーム見られたなあ、という感じ。またいつか、縁がありましたら。