日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

神奈川大学春季一部・関東学院大vs神奈川工科大in横浜スタジアム(6/1記載)

やっと来られたのが神奈川工科大の今季最終カードって。
まあ、神奈川一部は大学キャンパスで実施する試合が無観客試合で、有観客が限られてたというのはあるんだが(実際、この日が神奈川一部の最後の有観客試合だった)。

関東学院大も神奈川工科大も、2年振りなんだね。1年ごっそり拝見してなかったか…。
ちなみにこの時点で、神奈川工科大は勝ち点2、優勝も入替戦もなし。
関東学院大はここまで2カード消化、勝ち点1。優勝の可能性なし、入替戦はまだ可能性残っていた。
今季は勝ち点制、この試合は2戦目。1戦目は神奈川工科大が先勝している。
あ、世間の状況的に、応援はテープで流していた(部員は手拍子で合わせていた)。


神奈川工科大の先発は右腕の平川投手。4年で結構リーグで登板してるんだが、初お目見えになってしまったなあ。そういえば関東一高OBか。ちょっと前の先輩偉大だわ…(ぼそ)
1回裏から四球2つとか、どうもふらふらした立ち上がりではあった。
それは無失点で切り抜けたけど、2回裏。
濱田選手がヒットで出塁すると、黒田選手が二塁打で二、三塁。あ、黒田選手は本職捕手だけど、実は2年前に拝見した時は捕手だったんだね。
morina0321.hatenablog.com
ここで谷選手が2点適時打。
関東学院大が2点先制。

関東学院大の先発は嶋田投手。って2年前に拝見した時と先発が同じとは…。
3回表。笹本選手が二塁内野安打で出塁すると、すかさず二盗。
一藤木(いっとうぎ)選手が四球で続いた後、千島捕手の遊併崩れで二塁のみアウト、一死一、三塁。
ここで矢澤選手がスクイズ。これが決まって、神奈川工科大が1点返す。
ちなみに、矢澤選手はパンフだと捕手登録。
…え?この日、二塁手なんだけど…。

続く4回表。
四番打者の長嶋峻佑選手が四球で出塁。
あ、長嶋峻佑選手、名字と出身校で薄々感じるわけだが。
www.tokyo-sports.co.jp
神奈川工科大→七十七銀行の亮磨選手の弟さん。弟さんの方が長身。
ちなみに検索かけたら、お兄さんの方の記事も出てきたんだが。
www.nikkansports.com
えええええ、だからその高校だったの?とびっくりしている…。
え、もしかして神奈川工科大入った理由って、憧れの人がいる横浜スタジアムで試合できるとか、そういう話だったりします?いやまさか…(神奈川工科大、正直、あまり甲子園に縁のある高校の選手が入学してくる大学ではなく、だから平川投手が入ったのは亮磨選手がきっかけなんだろうなあ、という…)
閑話休題
で、水野選手が四球、高住選手も四球で、一死満塁。
ここで笹本選手が同点適時打。中堅フェンスまで届いてたかな(ちょっと見えてなかった)。上手く中堅手が処理していたのでシングルヒット止まり、一死満塁継続。笹本選手は4回表に右翼に上がった打球を落として(とはいえ、追いつくのが難しそうだったので、ちょっと可哀想かなって思った)失策になってて、無失点で切り抜けて帰ってくる時に「すいません!」って謝りながらベンチに帰ってきていて。これが名誉挽回だったかな。
これで嶋田投手は降板、右腕の大西投手にスイッチ。
が、ここで一藤木選手が勝ち越し適時打。一藤木選手、めちゃくちゃ吠えてた。実は一藤木選手は昨年から(3年から)主将で、一回から守備位置の三塁側からずっと声をかけていた。
こういう、声が先に出る主将は、神奈川工科大では珍しいような気がする。
で、千島捕手が3回表に続いて遊併崩れで二塁のみアウト、その間に一藤木選手が生還して1点追加。なお、一藤木選手が叫びながらベンチに帰っていたり。
この回、神奈川工科大は3点追加、神奈川工科大の2点リードに。

ところが5回裏。
青木選手と園田選手が連続ヒットで無死一、三塁。ここで藤下選手が適時打。
なおも無死一、二塁のところで、神奈川工科大はバッテリー交代。右腕の東田投手と草薙捕手に。
が、犠打で一死二、三塁となった後、濱田選手が四球で満塁。ここで黒田選手が同点適時打。
で、二死満塁となった後、谷選手が勝ち越し適時二塁内野安打(谷選手はこれが3安打目。9番打者なんだけど)。
更に国東選手が適時遊撃内野安打。
更に青木選手が死球で押し出し。
なお、ここでスイング有無で神奈川工科大の監督が抗議に行ってて、まあ長いこと時間がかかって。ちょっと裏からもブチギレ声が聞こえて(ぼそ)…結局判定そのままだったんだけどね。
この回、関東学院大が5点追加、7-4と3点リードに。

…この試合、10時開始だったんですが…?この時点で2時間半近いよ…?ここまで、記載していない回も、相当走者出てたからねえ…。

さて、ここから試合が少し落ち着いて。ずっと3点差のまま、回が終盤へ。
8回表。
長嶋峻佑選手の三ゴロを三塁手が悪送球(三失)。
更に水野選手がヒットで続くと高住選手の当たりは右前ギリギリで落ちてヒット…が、二塁走者がスタートが遅れて(これはしょうがないかな)、三塁でアウト。
あら、と思ってたら笹本選手が四球で満塁。
ここで一藤木選手が四球を選んで押し出し。
更に二死後、矢澤選手が適時打。
神奈川工科大が2点返して7-6、1点差。

更に9回表。
長嶋峻佑選手が二塁打で出塁すると、水野選手がこの土壇場で大きな当たり。なんと、逆転2ラン。え、なにこの展開…。
これで大西投手はノックアウト、右サイドスロー?スリークォーター?の中里投手にスイッチし、この回は抑える。

ところが9回裏。
ここまで東田投手が頑張ってきたのだが、8回裏に満塁のピンチを無失点で切り抜けたこともあって、頭から右腕の宮崎投手*1にスイッチ。
代打川上選手が粘った末に四球を選び、更に青木選手がヒットで続き、途中守備から入っていた宮野選手が死球で一死満塁に。
ここで藤下選手が同点適時打。流石の四番。
ただ、なおも一死満塁のピンチを、三邪飛と遊ゴロで断ち、同点で終了。延長戦へ。

はい、ここまでで4時間です(遠い目)

10回から無死一、二塁から始まるタイブレーク
10回表。
犠打で一死二、三塁とすると、草薙捕手が投手強襲適時内野安打。割とモロに当たってたような…大丈夫か…。
更に矢澤選手が四球で一死満塁。
ここで代打蔵並選手(登録は捕手)が適時打。
これで中里投手は降板、左腕の上ノ山投手が登板。
ところが、原田選手がストレートで四球、押し出し。
更に長嶋峻佑選手がフルカウントから四球(これは痛打喰らうわけにもいかなかったから仕方ないのかなあ)、押し出し。
この後は一死満塁とはいえ、抑えたけど…。
タイブレークではあるけれど、神奈川工科大が4点追加。8-12。
ただ…神奈川工科大は伝統的にその…タイブレークが苦手なもので…(あ)

10回裏。
この回は頭から右腕の古西(こにし)投手が登板。
いきなり黒田選手にストレート四球で無死満塁とすると、磯捕手に死球で押し出し。…磯捕手は主将なんだが、ここまで当たってなかったのに…。
更に谷選手が四球で押し出し。
まだ無死満塁なんだけど…?
が、ここで三ゴロで本塁をアウトにし、その後は連続空振り三振。
試合終了。10-12。

なんだこのスコアと終了時間…(戦慄)
タイブレーク1イニング表裏の攻防、45分かかったよ。ははははは…。
公式記録で9:59開始とのことだったので、4時間46分。力なく笑うしかない。
ちなみに前日は雨で試合開始が遅延して、12:30開始で、3時間半試合をしたので(それも長い)、前日より遅く終わるということはなかったようです(棒)

神奈川工科大は勝ち点ゲットで勝ち点3、この日でリーグ終了(最終的には3位)。
関東学院大は翌週勝ち点をゲットして最終的には勝ち点2、最終順位は4位だった。


神奈川工科大はスタンドへの挨拶で、一藤木選手が「来季はもっと強くなって帰ってきます!」(うろ覚え←)と宣言していた。
…挨拶だけで終わらないのも珍しいな、と微笑ましく思う。
昨年も、もう少し見てあげてたら良かったなあ…。

*1:下の名前が力哉投手なので、一藤木選手にリッキーと呼ばれていた