日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

都市対抗本戦・Honda鈴鹿vs日本生命in東京ドーム


というわけで、本日のメインは試合前に終わったのだけど(待)いやちゃんと試合も見たけれども。久々に社会人野球見るのにこのテンションはどうなの。
しかしあれだね、藤井投手と廣本選手、入団当時はバッテリーだったんだよなあ…。


試合。日本生命の先発は高橋拓已投手。この時点でちゃんと見ますって(あ)1回裏。松本桃太郎選手が四球で出塁すると、捕犠打で進塁し、王子から補強の伊礼選手(補強先で四番打者!流石である)が適時打。この後も長野選手が遊撃内野安打&遊撃手の悪送球で二、三塁となったものの、高橋拓已投手はここで踏ん張って追加点を与えず。しかし、遊撃手はヴィットル選手なんだけど、捕球までの動きは凄いんだけど、たまに送球が雑になってない?と思うことが…。ともあれ、Honda鈴鹿が1点先制。
が、続く2回裏。畔上選手が二塁打で出塁すると、進塁打で一死三塁。ここで長捕手が中犠飛。これは少し浅めで、中堅手も限界まで送球頑張っていたけれど、畔上選手が本塁に入る方が早かった。Honda鈴鹿が1点追加。
更に4回裏。中村選手が左翼と三塁線の間に飛ばす二塁打で出塁すると、進塁打で三塁へ。二死後、庄司選手が適時打。庄司選手は左打者なので左腕の高橋拓已投手とは相性悪いかな、と思ったのだけど、2回裏の進塁打もきちんとこなしてたし、そこまで苦にしている感じではなかったような。更に長選手が二塁打で続いたところで、高橋拓已投手が降板し、阿部投手にスイッチ。阿部投手はこのピンチを切り抜ける。
Honda鈴鹿の先発は井村投手。
morina0321.hatenablog.com
1年前に少しだけ拝見していて、その時とは段違いに落ち着いている、のかな。
が、7回表。越智選手が二塁内野安打で出塁、これは緩い打球でピッチャーも捕球できない当たりで、二塁手に入っていた伊礼選手が追い付いて即送球したんだけど、流石にアウトには厳しかった。更にこの日10年表彰を受けた廣本選手がヒットで続いて一、三塁。ここで皆川選手が一塁手の横を鋭く抜ける適時打。更に投犠打で一死二、三塁となったところで*1日本生命は代打に高橋英嗣選手を投入。Honda鈴鹿もそれを見て、井村投手をここで降板。実は日本生命は4回表にもヴィットル選手の内野安打で走者が出ていたんだけど、その時、とにかくヴィットル選手を刺そうと強い牽制を何度もしてたんだよね。もしかして、井村投手、走者背負うのが厳しいのかな、と思ったりはした。走者なしだとワインドアップで登板する投手なので、セットポジションが得意でないのかもしれないけど。
閑話休題。ここで登板したのが八木投手。ああ、球速出すタイプだなあ…。高橋英嗣選手は大きなファウルを見せながらも(正直ちょっとわくわくした)空振り三振になり、これで二死となったところに、更なる代打・早野選手。ここで早野選手が右翼と一塁線の間に飛ぶ2点適時二塁打日本生命が同点に追いついた。八木投手は球速がある分、ちょっと細かいコントロールが効かなさそうで、タイミング合ってしまうと(球が速い分余計に)持っていかれちゃうのかな、とは。これで八木投手は降板。西濃運輸から補強の堀田投手にスイッチして抑え、同点止まり。試合が振り出しに戻った。
ところが直後の7回裏。長捕手がヒットで出塁すると、わざわざ犠打を成功させるために投入した代打・河津選手が、なんとかスリーバントを決める。ここで王子から補強の前田選手が右中間真っ二つの勝ち越し適時三塁打。更に貞光選手が適時打。貞光選手がマルチヒットなのは個人的には嬉しい。これで阿部投手はノックアウト。…実はちょっと気になったのは、日本生命の代打攻勢で、この回から捕手が古川捕手から田口捕手に交代してるんだよね。もしかしたら影響あったのかもしれない。阿部投手もこの回急に打たれ始めた感じだったし。
で、清水投手にスイッチ。が、伊礼選手へ四球を与えた球がワイルドピッチになり、一、三塁となった後、長野選手の空振り三振の間に伊礼選手が二盗を決めて、二死二、三塁。清水投手はここで降板、ミキハウスから補強の栗山投手が登板。
morina0321.hatenablog.com
ああ、そうだ、昨年拝見しているんだった…。このピンチを問題なく抑える。が、この回Honda鈴鹿が2点勝ち越し。
この後は8回裏まで栗山投手が登板し、庄司選手がヒットを放ち(庄司選手はこの日調子良かったんだろう、とは。嬉しい)、二盗(!)と進塁打で三塁まで進んだものの、後続を断ち、援護を待つ。しかし栗山投手は本当にいいなあ…。
9回表。堀田投手は続投している状況。が、皆川選手が一塁横を鋭く抜ける(ちょっと前とは違う状況だけどやっぱり怖い打球だった)ヒットで出塁すると、代打・伊藤悠人選手の打球を二塁手がぎりぎり捕球できず、ヒットになって一、三塁。ここで早野選手が左中間前に落ちる適時二塁打。実はちょっとここで左翼手の長野選手が打球を追う際にどこかを痛めたようで(自力で歩いてたけど)怪我治療となり、そのまま交代に。ちょっと心配…。大事をとってならいいけれど…。で、この間が空いたところで、ヴィットル選手が四球で二死満塁。打者は途中遊撃守備から入っていたミキハウスからの補強・立花選手。補強選手同士の対決だったけれど、ここは堀田投手の力が勝って、二ゴロでゲームセット。Honda鈴鹿が勝利。
個人的にはどちらにも気にしている選手がいるし、正直勝敗はどちらでも良かったのだけど、思ったよりはいい試合だったかなあ。欲を言えば、9回表に日本生命が追い付いてると良かったかなあ。実は伊藤悠人選手が田口捕手の代打で出たので、ここで追いついてたら椎名捕手見られたんだよね…(そこ?)

*1:上西選手の犠打だったのだけど、これが三塁線に上手く転がる犠打。正直、びっくり