日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

とある隠居ファンの生態

※こちらはアドベントカレンダー企画用に記載したものです。
adventar.org
参加させて頂きありがとうございました。
…参加させたことを後悔していないことを祈るのみです(え)



というわけで本題。



書き手はバレーボールの「隠居」ファンと名乗っている者である。
生息地はV.LEAGUE DIVISION2、DIVISION3。たまに6人制全総と9人制もちょこっと。推しチーム自体はV.LEAGUE DIVISION2所属。

で、この隠居が普段生息地でどんな行動をしているか、書いてみる。

  • 住処が関東なので、基本は関東の会場に顔を出す。遠征はしない。隠居だし。(幸いなことに)関東開催が多くて遠征する暇がないのも事実。クルマという足はないので、公共交通機関が厳しいところは遠慮することもあるが、最寄り公共交通機関の拠点から徒歩30分ぐらいは普通。
  • 第1試合開始1時間前(だいたい開場と同時)にたどり着くのがデフォルト。
  • チケットは一般観客として購入する。基本は当日券。チーム券は滅多に買わない。ただし、たまに推しチームがチーム券購入して欲しいぞアピールをしている時は、協力する時もある。まあ、推しチームはそこまでファンに「押しが強くない」チームではあるが。
  • DIVISION2だと最近は2階席棲息。1階席(アリーナ)にはあまり行かない。会場によるが、アリーナが「平らの床に椅子が並べてある」場合があり、その場合に最前列以外の席に座ると、死角ができてしまうため。そして最前列に座りたい方は気合の入った観戦者の方々だろうから、そんな方々の席を奪ってまで座ろうとも最近はしない。試合を見るのは、2階席から俯瞰した方が楽。そして大体、会場の隅っこ。隠居だし。そして一番席で大事なのは、応援席を確認して応援席から離れた席に座ること。実は、大きな音にとても弱い。逃げ場がない時はおうちかえる、と言いながら弱る(本当)DIVISION3は会場サイズの関係上、その辺関係なしに「空いているところに座る」しかできないが。
  • 上記の席の位置取りなので、基本的に応援不参加。
  • パンフはちゃんと購入する。ただし、関係者だけに配布するようなところでは強いて頂かないようにはしている。
  • 結構な確率でぼっち。たまに同行者がいるが、同行者というかたまたま同じ会場にいるから一緒に観ているというか。
  • 試合中の写真は撮らない(撮る機材も腕もない)気が向いたらコンデジ撮影はしているかも。
  • Vリーグ機構やJVAがB票を出してくれることもあって、試合中のメモをとらない。
  • 要は漫然と試合を観ている。技術的なことには基本詳しくない。特異な用語もよく知らない。
  • Vリーグの試合前のボール投げ入れでアピールはしない主義。というか、欲しい人が貰えばいいのよ派(飛んできちゃった場合は頂くことはある)
  • Vリーグ推奨のファンサービスに積極的に参加しない。特に定員制のものはなるべく避けてる。参加したい人の分に入るわけにもいかない。誰でも見られる展示物系は見る。そして物販系はそれなりにご協力をさせて頂く次第。応援グッズは買わないけど、地方物産と飲食系はできるだけ。
  • そもそも基本的に選手との接触を避けがち。


こう書くとしみじみ思うのだが。
開催側のおもてなしがまるで生きない客だ。
応援にも参加しなければ、ファンサービスにもあまり興味を示さない。


こんな隠居が何より楽しいのは、試合を見ること。
推しチームが頑張るのもそれは嬉しいし、別に推しチームでなくても、面白い選手がいればそれで楽しい。何かいいところが観られれば、それで良い観戦。
更に試合前の練習で何かを見つけられたら、なおのこと楽しい。
ちゃんと楽しんでいるので、開催側は安心してくださると。むしろ、入場者数ぐらいしか貢献できなくて申し訳ないぐらいだ。

幸い、チケット代といくらかの物販代を出せば、そのまま居られる空気もある。
有難いことだ。


とはいえ、たとえばもし競技やリーグが発展して人気が出て、席の確保が難しくなり、会場の雰囲気も隠居不要な感じになれば、大手を振って去るつもりではある。
発展して、隠居の席の分に、より熱心なファンが入ってくれれば、その方がいいだろうし。

そんな状況にならなければ、まあ、隠居としてつくねんとしているよ。
その間に好きな選手ができて、また観戦体勢も変わるかもしれないし。





ただ一つ願うならば。
推しチームが部活動を滞りなくできる、ずっと平和な世の中でありますように。