日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

BCリーグ後期公式戦・群馬ダイヤモンドペガサスvs埼玉武蔵ヒートベアーズin伊勢崎市野球場(8/11記載)

BCリーグ観戦第二弾。ここ数年の神奈川大学連盟を見ていると、やっぱり様子を見に行きたくはなっていた群馬ダイヤモンドペガサス。実は前週が太田だったので行こうかと思っていたのだが、諸事情により断念。今週となった。
伊勢崎市野球場伊勢崎駅から歩けない距離ではない。割と道も真っ直ぐだし。ないけど、灼熱の群馬ではやっぱりお勧めしない。素直にタクシー使用。売店出てたしかなりお世話になった(お昼とかき氷!)が、この季節は飲み物はある程度自力で持って行った方がいいかも。あと、群馬ダイヤモンドペガサスさんはチームグッズの物販は出さないのかな…?見かけなかったような。あと、伊勢崎市野球場はローカルルールで鳴り物禁止。今回笛は当初OKだったそうで使用していたけど、途中ダメ出しがあったようで、笛も鳴らさないようになった。個人的には、鳴り物禁止だったら笛は駄目だろうなあ、とは。ちなみにあだち充氏が伊勢崎出身のために群馬ダイヤモンドペガサス設立当時からなにかと関わっているようで、7回にかかる曲が「タッチ」だったり、チケットのイラストもあだち充氏だったり。
入場料金は一般1500円。
試合。埼玉武蔵ヒートベアーズの先発は宮川投手。存じ上げているお名前、ですなあ。元NPB楽天。現在は埼玉武蔵ヒートベアーズのコーチ兼任。1回裏。先頭打者の青木選手がいきなりがつんとソロ一発!右翼ライナーだった。正直、一番気にかけてた選手に打たれて動揺が隠し切れない書き手だったとか。青木選手はこの時以来になる。四番で主将だったあれから2年振り。群馬ダイヤモンドペガサスに入って2年目、頑張っているのは耳に入っている(8/10時点でリーグ打率8位)。なお本塁打バッターではないので、実は本塁打は今季3本目だとか。宮川選手はなおも大堀選手にヒットを打たれたものの、すぐ二併をとり、その後はヒットを打たれつつも抑えていく。
群馬ダイヤモンドペガサスの先発は青柳投手。左腕。前日まででリーグトップの勝利数。で、実は相当ヒットは打たれている。打たれている、のだが…点にならない。3回表は三浦選手と末永選手のヒット、犠打で一死二、三塁としたのだが、加藤選手の浅い中飛で三塁走者が本塁突入も、アウト。4回表は関口選手と宮之原選手のヒット、投ゴロ進塁打で一死二、三塁としたのだが、空振り三振ではどうにもならず。5回表も末永選手の二塁打もあり、二死三塁まで進んだものの…。ところが、6回表。関口選手がストレートの四球(この日これが青柳投手は初四球)で出塁すると、宮之原選手の打球は一ゴロ併殺コース、も、二塁カバーに入っていた遊撃手が暴投(暴投しなくても一塁はセーフだった気もするが)。…うん、まあ、青木選手の守備はそんなものだ(あ)更に、片山選手がエンタイトル二塁打で続く。伊勢崎市野球場は外野フェンスが低く、エンタイトルになりやすい。あ、そうそう、片山選手は元NPB楽天の片山選手。NPB時代も最後の方で投手から野手に転向されていたが、埼玉武蔵ヒートベアーズには投手兼コーチで入団。そして今は野手兼コーチ。波乱万丈ですなあ…。ここで代打の牧口選手はストレート四球で一死満塁。この後、富田捕手の打球はボテボテの三ゴロで本塁のみアウトになり、二死満塁。で、次の打席の三浦選手。ファウルを自打球し、コールドスプレーやらベンチ下がったりするやら、ちょっと時間が空く。これはどちらに転ぶか、と思ったら、復帰してきた三浦選手がここで逆転2点適時打!ただ、直後に三浦選手に代走が出たので、もしかしたらぎりぎりの状態だったかも。翌日に無事に試合に出ていて何より。ともあれ、埼玉武蔵ヒートベアーズが逆転。
ところが直後の6回裏。速水選手がヒットで出塁すると、進塁打の後、ジョニー選手が逆転2ランがつん。これは宮川投手も頭を抱えちゃったよ…。それでも宮川選手は6回裏のその後はしっかり抑え、結局7回まで抑えて3失点。8回裏は尾林投手が四球を出しつつも併殺で三者凡退にし、援護を待つ。
が、青柳投手は結局7、8回をパーフェクトに抑え、9回は田代投手が登板。…田代投手って…上記でリンクした、青木選手を大学最後に見た試合の先発…!そうそう、鶴見大中退して群馬ダイヤモンドペガサスに入ったんだよね…。で、ここで富田選手と、三浦選手の代走から途中出場した吉田選手がヒットで無死一、三塁。ちなみに吉田選手は明大→明治安田生命→ヤクルトの吉田選手の弟さんでいらっしゃる。実は関東学院大(今年春に引退されてる4年生)なのだが、恐らくリーグではお目にかかっていない…と思う…。閑話休題。埼玉武蔵ヒートベアーズが同点・逆転のチャンスだったのだが、ここでここまで2安打の末永選手が捕邪飛。お、おう…。なおも一死一、三塁だったが、山田選手がここで二併…。
…なんというか…埼玉武蔵ヒートベアーズ、ホームが非常に遠い試合だった…。群馬ダイヤモンドペガサスも点数は本塁打だけで、走者三塁は2回ほどあったけれど、点にならなかったしね。
ヒーローインタビューは、本塁打を放った青木選手とジョニー選手。青木選手のヒロインまで聞けるとは…。なお、ジョニー選手は2012年からBCリーグを渡り歩いている選手で(なんと群馬ダイヤモンドペガサスが5球団目!)、日本語ペラペラというかほぼネイティブ。
さて余談。書き手が観たかった選手は青木選手だけではなく。まずは大橋選手。最後にお会いしたのはこちらかな。鶴見大OBで青木選手の1つ学年上(というか、青木選手がここにいるのも大橋選手がいたから、かな)。群馬ダイヤモンドペガサスのキャプテンをなさっていたりする。この日も二塁手スタメンで、鶴見大時代以来の青木選手との二遊間が発生しておおおおおっとなったり。ポテン気味とはいえ、ヒットも1本。その後に途中交代ではあったけれども。そしてもう一人は鹿沼選手。拙ブログの記載だと、こちらで名前を出している。ちなみに同日の試合は名前を出していないが、守備固めで出場してる。元々フェデックスで、名前を出した試合での打撃が非常に印象に残っているのだが、この年の後半には群馬ダイヤモンドペガサスに移籍していた。色々あったんだろうなあ…。実は8/10現在、リーグのリーディングヒッター(盗塁も3位)なんだけれど、どうやら現在故障中の模様…。一塁コーチャーズボックスにいたり、5回終了後のグラウンド整備時にライン引きしていたり*1した。少々残念。故障早く治るといいが。後は、群馬ダイヤモンドペガサスの監督が平野謙氏で、埼玉武蔵ヒートベアーズの監督が角晃多氏なので、おおおとはなりますな。角晃多氏は選手時代に結構二軍で見てるし…。

*1:BCリーグは出場していない選手がグラウンド整備の大半を実施する模様