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スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

BCリーグ後期公式戦・信濃グランセローズvsオセアン滋賀ユナイテッドベースボールクラブin松本市野球場(8/3記載)

初めての独立リーグBCリーグとなった。しかも、住んでいる県に独立リーグのチームあるのに、わざわざ松本へ。まあ、どちらのチームにも縁がある選手がいるわけで。ただ、松本市野球場、公共交通機関で行きやすいように感じた。関東から松本までは特急あずさなり、新宿バスタから出てる高速バスなり*1。野球場近くのバス停(野球場まで徒歩5分ぐらい)までのバスは、松本駅近くの松本バスターミナル(高速バスは直接こちらに着くよ)から30分に1本。バスターミナルが商業テナントビルと一体化しているので、思った以上に便利だと思う。
BCリーグは扱い的にはプロ、ということで、色々と派手なことやるのかしら…と気になったのだが。少なくとも松本市中心部はサッカー(山雅FC)一色だし、球場近くの電信柱で、ようやく信濃グランセローズの宣伝を見たり(遠い目)信濃グランセローズはどちらかといえばオリスタ開催が多いけど、松本だって決して試合数少なくないのにね。球場入り口もそんなに目立つものは…

なんか祀られてた(え)。信濃グランセローズの守護神(マスコットじゃないよ)セロン様。信濃グランセローズの名前の由来になってるセローズ=カモシカ(長野県の県獣)由来(場外ホームランボールと合体してこんな形)。参拝の仕方が「二握り」=角を2回握るってのもなんだか凄いな。御神体触っていいんだ…。
物販もそれなりに。NPBのファームより小規模ではあるけれど、信濃グランセローズはチームのグッズに、個人選手バッチとかもある。オセアン滋賀ユナイテッドベースボールクラブもこの日は物販が来ていた。ちょっとユナ丸(マスコット)ぬいぐるみ欲しいと思わなくも(え)ともあれ、両チームが発行しているオフィシャルブックとBCリーグ公式グッズ、でもって信濃グランセローズの前期西地区優勝記念缶バッチと、個人選手バッチを1つ(後述)購入。なお、オセアン滋賀ユナイテッドベースボールクラブのオフィシャルブックを購入時に、売り場のお姉さんから「高井投手載ってますよ!」と言われたとか。ああ、そうね、元々信濃グランセローズだものね…。事前に名前存じ上げていた選手だし、高井投手の登板に当たっても面白かったけれど。食べ物はこの日はサンドイッチ系のパンと、ペットボトルのソフトドリンクと缶ビール販売が。缶ビールもソフトドリンクも購入したけど、BCリーグ信濃グランセローズ?がゴミの持ち帰り運動をしているので、買ったもののゴミは全部持ち帰ることに。コンビニのビニール袋持っててよかった…。あと、この日スタジアムDJのようなことをしていた(プラス、試合動画配信のゲスト)、信濃グランセローズのアンバサダーのお笑いコンビ・ガンリキの佐橋さんが場内でポスターを配布していたので、頂いたり。全体的な雰囲気としては、NPBのちょっと前(今みたいにお客さんが入らない時)のファームっぽい。この日の観客は400人ちょっとだった。入場料金は当日1200円。もう少しお金を払うと、バックネット裏の席で試合が観られた。なんとなく通常の席を買ってしまったのだが、松本市野球場は通常席だと少々屋根が短めで、なんとか屋根下の席確保できて良かったけど、これなら席アップグレードも良かったなあ。球場入ってからアップグレードできるといいのだけど。
試合。オセアン滋賀ユナイテッドベースボールクラブの先発はセンテノ投手。黒星が先行しちゃってるのかな。2回裏。武蔵選手(この日は指名打者だけど本来は捕手)がヒットで出塁すると、
進塁打で二塁へ。更に捕手が捕球こぼした一瞬で三盗敢行。で、安野選手が四球で続いた後、安野選手が二盗敢行。捕手が二塁へ送球している間に、武蔵選手がディレイドホームスチール。これで信濃グランセローズが先制。
更に4回裏。松井捕手が四球で出塁すると、安野選手が適時二塁打。更に進塁打で三塁へ進むと、J.C.ロドリゲス選手が適時打。この回、信濃グランセローズが2点追加。それでも、センテノ投手は6回裏に赤羽選手のヒットと安野選手のバントヒットに四球で満塁のピンチがあったものの切り抜け、6回3失点で試合をまとめ、7回からはパク投手がリリーフし(韓国・斗山でプレーしてた選手なんだね)、2イニングをパーフェクトに抑えて、援護を待つ。
信濃グランセローズの先発は福地投手。…お久しぶりですなあ。前に見たのはもう5年前になるんだね。というか、ここで見るとは思わなかったけれど。で、実は4回までノーヒットピッチング(1死球)だった。が、5回表。纐纈選手がソロ一発。初被安打が本塁打というのはまあよくあることで…。更にジャクソン選手が二塁打、三國選手がヒットで一死一、三塁となったのだが、ここで小宮山捕手を三併に。結局、被安打5、ソロ本塁打による1失点で、完投勝利。この日MVP賞を貰っていてヒーローインタビューも受けていたけれど、なんと自身初の完投勝利だそうで。そういえば中継ぎ登板多かったしなあ…。なおMVP賞は松本のブランドスイカ2玉。


福地投手、自身初の完投勝利の直後で疲れてる(ヒーローインタビュー第一声が「疲れました!」だった)のに、チアの女性2名で運んできたスイカ2玉入った箱を持たされて記念撮影するの巻。…罰ゲームじゃないのかこれ(え)ClubSerows81賞は安野選手が貰っていた。上記の1枚目と2枚目の写真で薄々分かる、福地投手との身長差(あ)安野選手は160cmの遊撃手(福地投手は182cm)。小柄なのはプレーを見ていても分かるのだけれど、でも守備に破綻もなくて良かった。この日は両チーム共に守備ミスはなかったけれども。
さて。個人的な目的。信濃グランセローズで縁があるのは、神奈川工科大時代からの馴染み、田島選手。今季でBCリーグ3年目なのだが、今季はシーズン連続試合出塁記録を更新している(「SPORTS COMMUNICAIONS」BCリーグコラムより)。確かに大学時代から出塁は多かったように記憶はしていたが。こんな記録作っているし、一度ぐらいは観に行かないとな、と思っていた。そして観に行って記録ストップしたらどうしようという心配もしつつ(あ)。この日は無安打ながら、2回裏の第2打席で四球出塁。正直ほっとした。あと、今季はすっかり外野手だねえ。…まあ、内野手よりはそちらの方が安しr
一方、オセアン滋賀ユナイテッドベースボールクラブで縁があるのは、國學院大時代からの馴染み、ハリボー工藤選手。こちらは今年から。國學院大を卒業して直接独立リーグ、は進路として珍しいんだよね。神奈川工科大も珍しいけど、そちらはそもそも野球を続ける卒業生少ないしなあ…。工藤選手は在学中からかなり気にかけていたし、そちらも見たいな、と。スタメンかどうかが怪しかった(チームが関東遠征の時に帯同してないとかあったし…)のだが、中堅手スタメンで安心した。この日見たかった選手はどちらも中堅手スタメンだ。そしてヒット1本!凄い嬉しい!実は4回表もいいピッチャー返しの当たりだったんだが、福地投手がいい反応して投直(しかも死球で出塁していたジェウディー選手が一塁に戻れず併殺…)だったんだよなあ。惜しかった。

*1:今回はこちらを使用。電車と1時間ぐらい違うけど、値段が約半額