日本体育大野球場。ずっと昔から場所は存じ上げていたけれど、その当時は行く暇のなかった野球場。だって、野球場って日体大健志台キャンパスの一番奥なんだもの。米本記念体育館は入り口に近い方だしさ（ぼそぼそ）ともあれ、とうとう足を踏み入れた。久々だったので、エッサッサ像と米本記念体育館を眺めに寄り道したりした（え）
Mature Cupは４年生、しかも「リーグ出場の経験が少ない」４年生主体の大会。趣旨は國學院大野球部のサイトにもある。正直、ドラフト関連で選手を見たい人にはお勧めできないし、観戦者としては、「その先」の観戦に繋がるかと言えば不透明な大会。でも、個人的に、この趣旨が気に入っているのと、大学でも野球続けてる選手が少しでも野球ができて、ずっと野球を好きでいてほしい、という気持ちは凄くあって。別に仕事でなく、趣味で野球続けてもいいわけだし。だから、一度来たかった。
到着したら、スタメン・ベンチ入りメンバー表と、手作りのパンフレットまで頂く。なんか、この手作りのパンフレットって結構たまんない感じ。
ちなみに到着が遅れたので、第１試合は２回裏から。
桐蔭横浜大の先発は泉投手。背番号は19をつけている。桐蔭横浜大はベンチ入りのメンバー表を見ると、全員４年生で、所謂スタメンレベルの４年生は一部背番号を変更している。元々背番号19は関野投手だけれど、譲ったのかな。関野投手自体は12を借りてる模様。５回表。倉田選手がヒットで出塁すると、ボークで二塁へ。ここで松下選手が二塁強襲の適時打。ちなみに松下選手は３年生。日体大は３年生出場が多くて、スタメンで４年生なのが倉田選手と石田選手だけという。チーム事情なんだろうけど。ただ、スタメンマスクの塙捕手は３年でも学生コーチ（日体大は学生コーチも多くて、下級生でも学生コーチの選手もいる）なので、こういう時に試合に出られるのは悪くないのかも。まあ、松下選手が強襲した、その日二塁手でスタメンの加藤選手は、実は投手登録なんだけどね！（あ）
更に７回表。桐蔭横浜大は６回から池上投手が登板。代打で３年学生コーチ・酒井選手が四球で出塁すると、３年関谷選手が四球で続く。酒井選手に代走学生コーチ相馬利気選手が出た後、倉田選手が３ランがつん。おお…。日体大が大きく３点追加、０－４。池上投手は７回を投げ切り、８回からは菅谷投手が２イニング抑えて、援護を待つ。
日本体育大の先発は３年上羽投手。５回まで無失点。６回から学生コーチ山田雄熙投手が登板し、７回二死走者なしで３年学生コーチ・木下投手がワンポイントリリーフ。８回は門間投手、９回は３年学生コーチ・土谷投手が登板し、完封リレー。桐蔭横浜大は当たらなかったねえ…。唯一のチャンスは８回裏の、笠原選手のヒットと、学生コーチ佐藤大智選手の死球での一、二塁だったんだけど、加藤選手が投併しちゃったねえ。投手登録だし仕方のない話なんだが。
さて、試合以外。桐蔭横浜大も日本体育大もスタンドに部員応援完備。まあ、日本体育大もそういうの大好きなのは存じ上げていたが。日本体育大は狙い撃ちで「あなたが打たなきゃ誰か打つ」と歌詞で歌ってていきなりツボ突かれたり。時事ネタですなー（あ）あと、交代した投手が出るたび、某ヤスアキ応援が発動していたりとか。桐蔭横浜大はリーグのいつもの応援。大神田選手の応援は会田選手に、ちゃんと「もーえーろーあーいーだー」にしてもらい（他大学だとそのまま使われたりするからね！（え））使われ→追記：指摘頂きましたが、会田選手は「あいた」選手とのこと。濁らなかった…耳が悪いなあ…、恰好いいメロディー始まったと思ったら急に止まるアレ（一部の部員も動き止まってたけど）も発動してたし。桐蔭横浜大の部員がいきなりWe Will Rock You熱唱し始めたら、日本体育大野球場のBGM（BGMかけられる球場なの）でWe Will Rock Youかかるし。日本体育大のその辺の感度は素敵だ（そこ？）なお熱唱している方は歌詞が無茶苦茶だったり。最後トッポギ食べたいとか言ってたような…。日本体育大野球場のBGMはイニング攻守交替中と５回終了時のグラウンド整備でかかってたけど、５回終了時のグラウンド整備時の栄光の架橋は、当然（？）桐蔭横浜大の独唱タイムに。
一方、桐蔭横浜大のベンチにいる方々。普段スタメンの４年生は、色々お仕事をしていた。一塁コーチャーズボックスが主ポジションで外野手のイニング間キャッチボールにも行ってた道上選手、バット引きしてる鹿糠選手（鹿糠選手は普段の背番号２じゃなくて15つけてたから、気づいたの終盤だったよ）、ベンチから出てくる投手の肩をがっつり抱いて声かけて、突き飛ばすように送り出してた「ある意味いつもの」大神田選手。いいよねえ…本当にいいよねえ…。
