日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

V.LEAGUE DIVISION2男子in東京大会

今回の東京大会はお馴染み稲城東京ヴェルディホームゲーム。

第1試合、富士通カワサキレッドスピリッツvs警視庁フォートファイターズ。…なんか、個人的に同一カード連戦みたいになっているが。
とはいえ、両チームとも2週間前とスタメンが違う。富士通は前回大活躍だった岡村選手がベンチアウト(実は前週もベンチアウト)、浅野選手はスタメンから外しているが、その代わり最初から岩井選手がいるという。嬉しいけど敵にはしたくない、複雑な心境。警視庁は…久々に中村選手と小川功太選手が揃うのを見たよ…。いや、小川功太選手の「お休み」は前回の対戦の時だけで*1、前週から試合には出ていたのだが。軽いコンディション不良だったかね…。
で、試合内容だが。第1・第3・第4、全て警視庁がスタートダッシュ失敗(遠い目)。いきなり5点前後ビハインドとか。特に第1セットが顕著だったのだが、レセプションもトスもしっかりしてるのに、ほぼスパイクアウトという…。それ以外も、ちょこちょこ勿体ないスパイクアウトはあった。あれなかったら、もっと楽に試合できたんじゃないかなあ。第1セットは追いつける気もしなかった(お陰で開き直って2枚替え試せたので、あれはあれで収穫?)けど、第3セットはよく追いついたよね…。富士通はA票で「相手というよりも自チーム内に問題があり」なんて書いてたけど、富士通がリード広げた時は、富士通がどうのこうのでなくて警視庁に問題があったんじゃないかなー。
それ以外の時は、今回結構互角に頑張れたんじゃないかな。第2、第3セットは警視庁がとれていたのでそのまま勢いでいければ、だったけれど、富士通がフルセットの死闘を勝ち切った。
第5セットは最後の方で、中村選手にトス集めたら富士通が見事に封じ込めた感じ。あれは少し拘り過ぎたかな、とは。小川貴大選手が前衛だったので、そっちに早めに振っても良かったんだよ…。
富士通が上手いなあと思ったのは、今回はオポジットへのベンチワークだったりする。柳田選手が調子落ちてきたな、と思ったら中川選手入れてきたり。第5セットはスタメン中川選手で、中川選手が上手く回らなかったら柳田選手「戻して」きたりとか。ピンチサーバーは今回警視庁が上手く逃れた感じだが(前回の教訓が生かされているかも?)。岩井選手が後衛に回った時に田中選手投入は…後衛としては悪くないんだけど、前衛にそのまま回してちょっと痛い目に遭ってたので(確か前衛にセッターがいて、サイドスパイカーが田中選手一人になっちゃってた)、ブロックが強い警視庁にはあんまりいい手じゃないかもね。
ヒーローインタビューは米澤選手。もしかしたら、富士通で一番テンションが低いインタビューかもしれない(え)
ところでどうでもいい話なのだが、キッズエスコートの時に、小川功太選手が河西選手に執拗に絡んでいたのはなんだったんだろう…。年齢差があるんだけど、実は結構関係なく仲良しなんじゃないか、と最近思うチーム内。良いことだが。

第2試合、つくばユナイテッドサンガイアvs東京ヴェルディ。こちらは週跨ぎの同一カード連戦。
3-1でつくばだったのだが、点差通りの接戦になった…というか、サイドアウトの応酬になった感じかな。どちらも攻撃力高いしね。つくばは小針選手が中心、ヴェルディはこの日は澤選手もいいのだが、倉田選手が調子良さそう。で、結局第1セット・第2セットはつくばが連取することになったのだが。
第3セット、つくばはちょっとスタメンを替えてきた。スタメンセッターの土井選手から、故障から復帰した浜崎選手に。そしてこの日そこまで目立っていなかった勝本選手から、鈴木選手に。このセットはヴェルディ優位に進んでいく…も、終盤つくばが追いついてジュースに。そしてジュースになってから、つくばが逆転。が、ここで奮起したのが倉田選手。それまでも頑張っていたのだが、ジュース入る前ぐらいからひたすら倉田選手にボールが集まり、倉田選手はそれによく応えて強烈なスパイクを叩き込んでいた。つくばの方が一歩リードしていたのだが、倉田選手の気迫に圧されたか、とうとうつくばにミスが出て(確か浜崎選手がダブルコンタクトとられた)、逆転。そのままヴェルディが第3セットを奪取。なんというか。大同特殊鋼時代からエースを張っていたベテランの、意地を見たセット。
第4セットは序盤つくばがリードして、でもそれでもヴェルディがしぶとく点差を詰めて。ヴェルディは最後まで諦めなかったと思う。ただ、24-23、ヴェルディが奮起すればジュースも、という点差で、ヴェルディのサーブで、前衛に奥村選手がいる時点で「ああ、来るなあ」と。案の定、奥村選手の移動攻撃でつくばが25点目に到達。土井選手も奥村選手の移動攻撃は使うんだけど、浜崎選手になると本数が増えるよねー。
ヒーローインタビューは満生(みつき)選手。書き手は初見。サイドは小針選手が目立つのと、途中から入った鈴木選手がかなり頑張っていたので、若干印象が薄いかも…(申し訳ない)。

ところで。第1試合の公式練習中、奥村選手が警視庁・加藤選手に声をかけているところを見かけたのだが。日大で一緒にやってた時期があるのか(大学時代を見ていないので、本当に今更)。同期かと思ったけど、奥村選手が早生まれだから1つ違い?で、そこに警視庁・水野選手がやってきて、奥村選手の胸板に頭突きどーん。豊田選手も(普通に)寄って来ていた。なんか楽しそうだった。第1試合と第2試合の選手入れ替わりの時も全員で談笑してた。警視庁は部で見かける時期がずれやすいこともあって、この辺が大学は違えど年が近い、ということに、なかなか思い至らない(加藤・水野・豊田選手は同級生になるのかな)。

*1:ベンチには入っていたが、公式練習は実はお休みしてた