日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

V.LEAGUE DIVISION2男子in茨城大会

本当に久々のつくばカピオ。いつ以来なのかすら追えないカピオ。そしてのんびり行ったら第1試合に遅刻したという(遠い目)違うんだ、13時開始だと思っていたんだ…。それでも第1セット序盤で着いた自分を褒めたい。

第1試合、きんでんトリニティーブリッツvsトヨタ自動車サンホークス
たどりついた時が8点目のタイムアウトが終わった直後ぐらいだったみたい。が、それからひたすらお互いのスパイクがずっと決まっていくサイドアウトの繰り返し。…きんでんトヨタ自動車に攻撃力、負けてない。これはどうしたことだ、確かに見慣れない背番号21がいる…いやちょっと待て、この21番の中身って小林空選手だ!よく知ってるよ!と一人ツッコミ。近畿クラブからきんでんという王道移籍*1、内定選手としてこんにちは。元々近畿クラブでもかなり攻撃力の高かった選手が入ったのは、純粋に強化ではあるんだが。それよりも、小林選手に頼り「過ぎない」のが印象に残った。これは毛利選手が上手く回してるんだと思う。MBもよく使ってた。小林選手が入って、その分MBに和治選手をコンバート?して、その和治選手にもトスがかなり上がってちゃんと決めてる。MBの強化にもなってる。田畑選手がその分守備に力を裂くことができているのか、いい守備が光ったりも。
第1セットはトヨタ自動車がリードしていたけれどきんでんがジュースに持ち込んで、一気に逆転してセット奪取。確か毛利選手のサーブがいいところ入って崩したんだったような。
第2セットはきんでんがリードしていたけれどトヨタ自動車が差を詰めて、そのままジュースになだれ込んだけどきんでんが最後逆転してセット奪取。この逆転は田畑選手が新谷選手に交代して(この交代はきんでんがよくとる、田畑選手休ませるための後衛3ローテ交代)新谷選手のいいサーブが入って得点に繋がって、新谷選手がおかしく弾けていたのが印象に残っている(え)
第3セットは、トヨタ自動車がスタートから吉岡選手を下げて浅川選手に、石黒選手を下げて皆川選手に。決して浅川選手は悪い感じはしなかったけれど、吉岡選手が良い時ぐらいまでの状態に戻すのは、やっぱり難しい。終始きんでんのリードで進んでいく。しかも途中で、松下選手のピンチサーバーで吉岡選手を使ってしまう。これ、吉岡選手がバックアタック入ったりして、このセットの点差は少し詰めたんだけど、このセットでは松下選手と吉岡選手が2枚揃うことがなくなったのは、後々痛手なのでは、と思ったりした。きんでんも少し点差を詰められたけれど、その後はしっかりとプレー。更に投入した尾松選手が相変わらずの地味にレセプションを崩すサーブ。本当にきんでんの秘密兵器とか言いたくなるんだよねえ…。そのままきんでんがストレート勝利。
トヨタ自動車に最初に土をつけるのがきんでんきんでんに失礼ながら、これは予想外。ただ、きんでんってトヨタ自動車富士通・警視庁と上位陣を喰ってるんだよなあ。逆に大同特殊鋼とアザレアに2敗している。当たった時のチーム状況もあるんだろうけども、なんというか、得体の知れないチームである。一番得体が知れないのはキャラのような気も(ぼそ)
ヒーローインタビューは小林選手。「まだ数回しか試合出させてもらってないので、早くチームに馴染めるように」のところできんでんの皆様から変な笑い声が。…チームに馴染むとは、妙にハグが多いとか、時々奇声が発せられる*2とか、毛利選手が上手くボール落として「俺の腕ドヤァ」って右腕立てて左手で肘辺りを指しているのを「指してるところ違くない?」的にアップゾーンから同じポーズして手首指さしながらツッコミしてるとか、サーブ打ちに行くのに「これでーいいのだー」と歌いながら行く*3とか、タイムアウト中に流れる音楽に合わせて、大賀選手の坊主頭をDJターンテーブル風にきゅっきゅする*4とか、急にチャンテのような応援を始める*5とか、そういう風になることだろうか。たぶん違う。まあ、そんな愉快なチームで、伸び伸びプレーしている感じは、今でもするけどね。
一方、本日元気のなかったトヨタ自動車だが、試合終了直後に全員腕立て伏せ開始したり、きゃっきゃしている2選手を撮影したりしていた。


このチームはこのチームでへこたれず、若くてきゃっきゃしてて大変可愛らしいですなあ…。トヨタ自動車は明日は川越に移動して、粘っこいアザレアと、アザレアのホームゲームで試合、か。どうなることやら。

第2試合、警視庁フォートファイターズvsつくばユナイテッドサンガイア。
サンガイアホーム。ドがつくぐらいのアウェイ…と思ったのだが、思ったよりホームの観客が多くないので、ううむ、と。
試合なのだが…警視庁が3-1で勝ったのだが…うーむ。
正直、警視庁で本日褒めていいプレーはブロックだけじゃないかなあ。サンガイアがサーブとスパイクの攻撃力が高いのもあるけれど、レセプションはともかく、ディグで粘り切れなかったシーンが散見された。松本選手がフル出場だったのだが、松本選手のスパイクが不調なのも相当響いた。前衛のサイドが松本選手一人の時のローテを乗り切るの、苦労していた感。正直、それでも松本選手の替わりを現状チームから出すのは難しいと思う。攻撃だけならともかく、守備も相当ウエイトが高いからなあ…。
サンガイア、正直この試合は勝てた試合だと思う。…ミスが多いんだよなあ…。1つ2つはしょうがないと思うんだけど、流石にちょっと多すぎる気がする。サーブミスは気にならないんだけど(あれだけ強いサーブ打っていればね)、ここでスパイクとかディグミスするのかあ、という感じの。第3セットはそういうミスがなくて、よく拾って打ち切れていたように思う。そういえば、第2セットに瀧澤選手と小針選手を下げた時は正直びびった。普段の攻撃の軸がいきなりごっそり下がっちゃうんだもの。
ヒーローインタビューは、この日結構攻撃参加も多く、コートを必要以上に(あ)駆け回ってた小川貴大選手。あまり慣れてない上に、恐らくホームゲームチームに勝ったのが意識にあって、空回り気味になりつつ相手ホームだけど応援してもらえると嬉しいというコメント&最後かなりぺこぺこしながらサインボール投げ入れたりしていた。好感度は高い(え)その後、応援団に御挨拶時にブイリー持って謎の行動をしていたようにも見えたが、反対側だったので詳細不明。
しかし、警視庁は比較的大人しいチームだったが、阿部選手や小川貴大選手が賑やかしを頑張ってくれて、おまけに選手時代から挙動不審で、選手引退した後は時々スタンドで挙動不審で、コーチとしてチームに復帰してからもやっぱり挙動不審(え)な平林コーチがうるさくて(え)、チームがそれに引っ張られて活気が出てきたような。気のせいかな。アップゾーンの選手がタイムアウトの時に結構声かけたりしている感じだし。平林コーチは交代用の札持ってピンチサーバーの用意している中道選手にゼロ射程距離でわあわあ絡みに行って、中道選手が全く反応してくれないという目に遭ったりしていたが。あれはあれでコント的だ。個人的には、最近ピンチサーバー出場が多い豊田選手が本日良いサーブを打った時に、賑やかし2名が二人でハグしに来たり、最後に第4セットから出場していた大野選手がブロック決めて、小川貴大選手と二人で走り回ったりしたのが、少々ツボに。大野選手は普段大人しくて、よくタイムアウト中のアップ時に平林コーチに絡まれてるしね(平林コーチが割と大人しい選手に絡みに行って盛り上げようとしている感はあるのだが)。

*1:近畿大現役の時は近畿クラブ、就職先にきんでん

*2:新谷選手

*3:和治選手

*4:新谷選手。やられている大賀選手がノリノリなのが凄い

*5:塩選手