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WIEN BASEBALL CLUBvs茅ヶ崎サザンカイツinサーティーフォー保土ヶ谷球場(3/19更新)

久々の保土ヶ谷。社会人野球で来るのは初めて。春先ぐらいしか使わない気がする。いつも予約で一杯なのかね。なお、この日の書き手は花粉によるパンチを喰らっている上に翌日も早起きなので、第1試合は遠慮させて頂く所存で11時着(そうしたら、丁度第1試合がコールドで終わりそうな7回裏だった)。
WIEN BASEBALL CLUBの先発は吉田投手。前回も見ているなあ。2回表。鳥飼選手がヒットで出塁すると、楠野選手が二塁打で続く。ここで、深澤選手がスクイズ茅ヶ崎サザンカイツが1点先制。
更に3回表。高梨選手がヒットで出塁すると、伊藤選手が四球で続く。横山選手の空振り三振の間にダブルスチール!これが成功した後、小林選手が四球で続いて、満塁。ちなみにこの小林選手は新加入。茅ヶ崎サザンカイツのtwitterで言及された、横浜国立大OBの小林選手!確か4年春季に引退されてるので(横浜国立大はそういう選手が大半だけれど)、見られないのか…と思っていたら、1年半経ってお会いできるとは。今回、少し見られたらいいな、と思ってたら、スタメンでびっくりしたり。閑話休題。満塁の場面で、白石新之助捕手の当たりは、丁度中堅手の前に落ちてしまう2点適時ポテンヒット。更に、楠野選手の当たりも右翼手の前に落ちてしまう適時ポテンヒット。…こんな当たりが続いちゃうもんなんだなあ。茅ヶ崎サザンカイツがこの回3点、リードを広げる。
茅ヶ崎サザンカイツの先発は吉田投手。どっちも吉田投手で分かりづらい…。WIEN BASEBALL CLUBの吉田投手は左腕、茅ヶ崎サザンカイツの吉田投手は右スリークォーター。で、背番号的に、1年前見た吉田雅秀投手でいいみたい。ここまでは味方の失策にも負けずに落ち着いて抑えていたが。4回裏。遠藤捕手の打球を遊撃手がファンブルして遊失出塁。…なお遊撃手は小林選手だったりする。しかもこれで失策2つ目(遠い目)更に井上選手と平井選手の連続ヒットで満塁に。ここで、守屋選手の当たりは、三塁線にぼてぼてというか、ころころ…。所謂犠打みたいな当たりになり、誰も追いつけなくて、適時内野安打。WIEN BASEBALL CLUBが1点返す。
更に5回裏。宮武選手が二塁内野安打で出塁すると、遠藤捕手が四球。ここで、井上選手が左翼手頭を超える2点適時二塁打!1点差に。
ところが直後の6回表。深澤選手の三ゴロを、三塁手が悪送球。更に楜澤(くるみさわ)選手(結構珍しいお名前だなあ…)がヒットで出塁するものの、深澤選手が三塁を狙ってアウトに。が、楜澤選手自体は送球間に二塁を陥れる。茅ヶ崎サザンカイツ、走塁積極的だなあ。ここで、高梨選手が適時三塁打!点差を2点に広げる。
ところがまた直後の6回裏。守屋選手と忠平選手が連続ヒットで出塁すると、中留選手も四球で一死満塁。吉田投手は二死まではこぎつけたものの、ここで宮武選手が同点2点適時打!これで吉田投手はノックアウトとなり、小玉投手に交代。小玉投手も横浜国立大時代から知っている選手だけれど、茅ヶ崎サザンカイツでお目にかかるのはこれが初めて。二死一、二塁といまだピンチの場面を、三ゴロで切り抜ける。
そしてここから、同点のまま、試合が動かなくなる。7回・8回は本当に動きが少なく。9回から、WIEN BASEBALL CLUBは吉田投手から中西投手にスイッチ(出身大学が横浜商科大なのだけれど、お名前に心当たりがなく…というか横浜商科大で右腕投手なんて珍しいので、リーグにいたら覚えていそうなものだのだけれど(そこ?))。この膠着状態で投手交代は度胸があるなあ、と思ったけれど、四球を出しただけで問題なく。逆に9回裏、宮武選手が二塁手に強襲のような内野安打を放つと、遠藤捕手がヒットで続き、WIEN BASEBALL CLUBにサヨナラのチャンス。しかもここで、審判が何やら指4つを掲げてる。そして場内アナウンスで「井上選手は申告制敬遠となりました」おおおおおここで見たか申告制敬遠…!そんなことより一死満塁にドキドキしろよ、と言われそうだが。が、ここで、小玉投手がきっちりと抑えて、延長即タイブレークへ。今季から変更になった「タイブレークだけど無死一、二塁から、打順継続」もこれが初。
10回表。鳥飼選手が四球で無死満塁とすると、白石新之助捕手が四球で押し出し…。更に深澤選手がスクイズを敢行するも、なんと最悪の投併(123)。ともあれ、茅ヶ崎サザンカイツが1点リード。
10回裏。守屋選手が犠打を敢行するものの、捕ゴロになってしまい、三塁がまずアウト。ところが、一塁へ送球したら悪送球となり、一死二、三塁に…。ここで忠平選手が申告制敬遠になって、一死満塁。小玉投手、2イニング連続で一死満塁…。が。小玉投手、ここをなんと無失点で切り抜け!9回10回のピンチを切り抜ける姿にはただ拍手。横浜国立大ではエースで、一部で1勝されているのだけれど、書き手はそれを見られなかったから、プレーを見てから3年越しに勝利投手の姿を見たのだな、と。なんだか感慨深い。
その他。茅ヶ崎サザンカイツ。小林選手が加入した、と聞いたけれど、背番号が不明だったので、シートノックで遊撃手辺りを探していた。なんだか大型な選手がいたるけれど、大きいし違うかな…?と思っていたら、その大型な選手こそ小林選手で。…そんなに大きな選手だったっけか、と悩んだら、茅ヶ崎サザンカイツのスタメン内野手の皆様、軒並み160cm台であるようで…。178cmの小林選手が大型に見えるわけだ…。で、クラブチームは元気なチームが多く、茅ヶ崎サザンカイツも例外ではないのだけれど、それで判明したのが「小林選手は茅ヶ崎サザンカイツでも愛称「ばーやん」なんだ」だったとか(え)大学時代もずっとばーやんコールだったものね。先輩の小玉投手が所属しているからかもしれないけど。なお、上記の2失策目が発生したイニングの後、「ばーやん、どうした!」という大声がベンチの中から聞こえてきたとか。いやどうしたも何も。