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神奈川大学秋季一部・神奈川工科大vs横浜商科大inサーティーフォー相模原球場(10/12記載)

上位を戦っているけれど、前カードで神奈川大に痛い連敗をしている神奈川工科大。1週空き週の後はどうなのか。一方、現在勝ち点1、入替戦は回避済だけれど3位以下も決定している横浜商科大。このカードが今季最終週…。なお、前日は神奈川工科大が先勝。
横浜商科大の先発は渡邊佑樹投手。先発連投…。前日に早い回で降板してはいるけれど(守備に脚を引っ張られたのもあるみたい)。1回裏。長嶋選手の当たりは三塁手の横で大きく跳ねるヒット。これが左翼手には虚を突かれたようで、もたついている間に長嶋選手が二塁へ(恐らく1ヒット1エラー)。これで、左翼手の吉川選手は吉村投手に交代になる…ああ、横浜商科大お得意の…(遠い目)ともあれ無死二塁。犠打で三塁まで進塁すると、下東選手の遊ゴロの間に長嶋選手が生還。おお、なんか上手くあっさり先制点とれちゃった。そのせいか、神奈川工科大応援がゲキテイを歌うのを忘れてたっぽい(あ)ともあれ、神奈川工科大が1点先制。
続く2回裏。高村捕手がソロ一発!その後も四球2つと長嶋選手の遊撃内野安打(これは抜けそうなのを、遊撃手スタメンの馬場竜成選手ががぎりぎり止めた)で満塁にしたものの、ここは併殺で追加点なし。
ところがなおも3回裏。下東選手が二塁打で出塁すると、中川選手が適時二塁打!流石に渡邊佑樹投手も連投の疲れがあったのかなあ…。ここで降板し、渡邉潤投手にスイッチ。おや、わたなべさんリレー。渡邉潤投手も左腕。まあ、横浜商科大は左腕が出てくる傾向にあるけど。で、ここはきっちり抑える。
渡邉潤投手はその後も登板し、5回裏に内野安打・四球・ヒットで無死満塁にしたところで、右腕の川村投手にスイッチ。無死満塁のところできっちりホームゲッツーにとり、結果この回無失点。川村投手はそこから7回まで登板して無失点。8回には左腕の金澤投手に交代し、きっちり三者凡退。結局、失点したのは渡邊佑樹投手だけだったんだよね…。とはいえ3失点、許容範囲で味方の援護を待つ。
神奈川工科大の先発は眞下投手。5回表。内田捕手がヒットで出塁すると、犠打で進塁。ここで佐藤選手が右前安打。が、内田捕手は本塁を狙って…うん、捕手らしい脚だったしね…(遠い目)というわけで、本塁でアウト。実はこれ以外にも、毎回のように走者を背負う(1回以外は全部走者出してた)。が、点はやらない。…これは…今まで何度も見てきている、眞下投手「らしい」投球…!9回表も内野安打で走者を出すも、最後は投併でゲームセット!この大事な試合で完封勝利!これで神奈川工科大が連勝勝ち点ゲット。神奈川工科大には本当に大きい…。堂々と、自力で、優勝の大一番に臨めるのだから。
この試合を通して思ったことだけれど、神奈川工科大、先週の試合がない間に、守備練習きっちりしてきたのかなあ、と。鈍い内野ゴロが結構あったけれど、ノーエラー。9回表の三塁内野安打はボテボテで、ちょっとだけ握り直しが入ってセーフにはなったのだけれど、それを三塁手の小椋選手がとても悔しそうにしていて。ああ、意識が全然違うんだなあ、と。まあ…一番印象に残ったのが、1回裏に点が入った後の二死走者なしから、四球で出塁した四番の安齊選手が、二盗を決めたことだったんだが。いやあ、外野手登録とはいえ(この日は右翼手スタメン)いかにも四番が似合う巨体なので、想定外だったよ!内田捕手もたぶん想定外で、全然警戒してなかったっぽいけど(あ)ただ、結果的に点にはならなかったけれど、二死一塁と二死二塁ではやっぱり点の入りやすさが違うので、真面目にいいプレーではあるのだと思う。
一方、横浜商科大。これがこのチームの最後の試合になってしまった。実は神奈川連盟の中では一番4年生が残っているチームで、スタメンにも途中交代にも4年生が結構入ってきて。ああ、そういえば皆最後になるのかもしれないのだな、と、試合中にちょっとだけ、しんみりした。大迫選手の応援の「大迫オレオレ」聞きながら。しんみりするような応援では全然ないのだけれど。