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オープン戦・セガサミーvs新日鐵住金東海REXinセガサミー野球場(7/28記載)

実は先週行ったグラウンドと悩んだとか。そっちは日本通運とだったんだよね…。それ見たらどうなってたんだ…。でも、今季まだ新日鐵住金東海REXを見ていない、という状況だったため(日本通運も見てないが)、久々のセガサミー野球場。なんと6年振り。
新日鐵住金東海REXの先発は矢地投手。1回裏。先頭打者の明治安田生命から補強の宮川翔太選手がいきなり二塁打。ここで澤良木選手が左翼フェンス直撃の適時二塁打。更に進塁打で三塁へ進塁した後、赤堀選手がポテン気味の適時打。セガサミーがいきなり2点先制。なお、澤良木選手の前に明治安田生命から補強の井村選手が犠打を捕飛にしてしまう失敗をして、澤良木選手や赤堀選手が適時打している時に「井村しっかり!」という、慰めてるんだか傷口抉ってるんだか分からない声が、セガサミーベンチから飛んでいたとか。…補強選手の扱いじゃない気がするのは気のせいか。
更に2回裏。「今日は打の人!」とセガサミーベンチから言われていた指名打者の砂川選手が四球で出塁すると、佐藤捕手が投犠打。ただ、これは本当に真正面で二塁アウトがとれそうだったのだけれど、矢地投手がボールが手につかなくて、一塁しか間に合わなかったんだよね…。で、ここで宮川翔太選手が適時二塁打。序盤に3点は大きいなあ。
セガサミーの先発は横田投手。3回までパーフェクト。が、4回表。濱口選手がヒットで出塁すると、犠打と進塁打で三塁へ。ここで、加藤選手が適時打。新日鐵住金東海REXが1点返す。
更に5回表。この回からセガサミーは氏家投手が登板。鈴木紳吾選手が四球で出塁すると、倉内選手が太腿をかする死球で続く。ここで後藤田捕手が適時二塁打!1点差まで詰め寄る。更に濱口選手が、結構痛そうなボディ直撃の死球で満塁にするものの、ここは氏家投手が稲葉選手を投併に。
ところが直後の5回裏。新日鐵住金東海REXは2番手の左腕サイド気味スリークォーター・ルーキー上野投手が4回裏から登板していた。宮川和人選手がポテン気味のヒットで出塁すると、犠打で進塁。井村選手が四球で続いた後、澤良木選手がヒットで満塁。ここで根岸選手が三遊間を破る2点適時打!2点目は難しいかと思ったけれど、井村選手がよく走った。そしてベンチに戻ってきたら、宮川翔太選手におもいっきり頭ばちーん!とされているのを見てしまったとか。元々同じチームだから、容赦ないのも仕方ないね!
でもって6回裏。この回は同じく左腕ルーキー(こちらは普通に上から投げてたけど)松向(まつむこう)投手が登板。島田選手が二塁打で出塁して「後は井村だけ!(明治安田生命補強組で、井村選手だけここまで無安打だった)」というベンチからの野次が飛びつつ。続く砂川選手が勢いを殺したいい犠打、これを投手が処理しようとして尻餅をついてしまい、結果バントヒットに。ここで佐藤捕手が適時打。更に犠打(宮川和人選手の犠打だったんだが、これ結構投手正面で三塁危ないかと思ったら、二塁走者の砂川選手が凄くいいスタートを切ってたようで、三塁到達早かったんだよね…)で進塁した後、井村選手が四球で満塁とすると、ここで投手交代、ヤマハから補強の鈴木博志投手。後続を力でねじ伏せて。この回1点止まり。
が、8回裏。この回から新日鐵住金東海REXは、ヤマハから補強の九谷投手にスイッチ。で。先頭の代打須田選手がヒットで出塁するも、いきなり牽制死。ありゃ。と思ったら、宮川和人選手が四球、途中左翼守備から出場の政野選手がヒットで一、三塁。ここで井村選手。「また(チャンスで)お前か!」「お前も行けアホ世代!」とかベンチから野次が飛ぶ中、政野選手が二盗した後、井村選手の打球は三塁横…若干イレギュラーして三塁手トンネル。更に左翼まで転がってくることを想定していなかったのか、左翼手までトンネル…!これで二者生還、更に井村選手も一気に本塁突入敢行!…も、アウト。流石にそこまではいけない球だったかなー。井村選手も凄い頑張って走っていたせいか、暫く立ち上がれず(怪我したかと思ってちょっとひやっとした)。そして、あっちゃー、といういい表情頂く(おいこら書き手)。そしてベンチに帰ると、「井村、自分の脚の速さを知って?」という厳しいお言葉。スタンドの少数の観客からも笑いが出るような、いい口調だった。ネタをありがとう(え)というか、井村選手…補強選手だよね…?こんなに補強選手として溶け込んでいるというか、扱いがぞんざいすぎる補強選手も珍しいぞ。いや楽しいけど(あ)
ここまで8−2と、ちょっと点差が付いた9回表。セガサミーは氏家投手が6回まで登板し、7回から2イニングは田中投手が登板して無失点。で、9回表は森脇投手が登板。それは厳しい…と思ったら。代打竹村選手がヒットで出塁すると、濱口選手が四球。ここで打席は、途中二塁守備から出ていた西浦選手。実は最初の打席も二塁打(右前ぎりぎり落ちるヒットで、捕りにいった右翼手がボール弾いてもたついている間に二塁へ)。ここも左翼手前に落ちる適時打!しかも、左翼手の送球を二塁へ送球したら、二塁手がスルー(送球失策なのか捕球失策なのかはちょっと分からず)。そのボールを右翼手が前進していてカバーしようとしたら、そちらもトンネル…。その間にもう一者生還していて、ここで2点返す(流石に1ヒット1エラー)。個人的にも、西浦選手のヒットが2本見られるのは嬉しい…。が、流石に新日鐵住金東海REXの反撃はここまで。8−4でセガサミー。最後の挨拶後に、井村選手と西浦選手の「大学ちびっこ二塁手先輩後輩ちょっと談笑」が見られるという、書き手得過ぎるおまけまで。
その他諸々。新日鐵住金東海REXは決しておとなしかったわけじゃない。途中代打で出た岩川選手に(背番号31なので)「サーティーワン」とか言ってたし。アイス?ただ、セガサミーのベンチが色々酷かった(誉め言葉)。前週気になっていたけれど、宮川翔太選手はちゃんと「二号!」呼ばわりされていたのも確認。宮川和人選手の一号呼ばわりも相変わらず。でも、宮川翔太選手の方が年上なんだけどね(あ)チーム参加順なのでしょうがない。で、宮川翔太選手はもう一つ、「ニノミヤ!」という呼ばれ方が。…もしかして、「二(番手)の宮(川)」なんだろうか…。井村選手も上記のアホ世代(…セガサミーの3年目はそういう扱いとしていいのかしら(ぼそ))とか色々言われている選手だけれど、呼び名は「井村」「イム」「シゲル」とかそれぞれで、更におかしくなると「シゲミ」「パリピ」…何がなんだか。「踊ってるよ!」というのもあったけど、それは井村選手が打席で落ち着きがないからなので分かる。で、実は。井村選手はこの日三塁手スタメンで、あまり書き手は三塁手のイメージはなかったのだけれど、ちょっとイレギュラー気味の打球もしっかり対応していて、やっぱり流石だなーと見ていた。氏家投手が5回表にピンチを脱した時に、真っ先にグラブタッチしていて(同学年だから仲良くなったっぽいし)そういうのもおいしいなあ、とも。で、この日の交代は主審が大きな声で言っていて聞き取りやすかったのだけれど、6回表。「赤堀(この日中堅手)に代えて江藤サード!」という声に、ああ、代わっちゃうのかな、と思っていたら、「サードがセンター!」耳を疑う。センター?あの内野守備には定評のある井村選手が?勿論できないとは思わないけど、セガサミー大胆なことしてくるな…。というわけで、中堅手井村選手という珍しいものを見ることに。その後に打席で「スーパーセンター!」とか言われてたとか。いや、守備機会は西浦選手のヒットを右翼手がこぼしちゃった時のフォローぐらいしかなかったけどね。
ただ。7回表だったかな、井村選手が守備につく前に、誰かから何やらアドバイスを受けていて(内容は聞き取れなかった)、それ以降、外野から井村選手の声がガンガンかかっていた。田中投手を鼓舞するようなのとか(田中投手も同い年だね)、内野守備に指示というかアドバイスするようなのとか。7回のアドバイスは、遠慮しないでどんどん声かけていいぞ、というものだったのかもしれない。途中から二塁手が高卒ルーキー草海選手だったのだけれど、確か前週も井村選手から草海選手(途中から二遊間組んでた)にアドバイスしているような感じではあったんだよね。セガサミー滅茶苦茶言うけど井村選手にやりやすいようにしてくれているし、その分、補強選手として、本番のプレー以外も還元できるのであれば、お互いにプラスになっていいのかな、と。
なお、セガサミーベンチは味方には色々言うけど、相手にはどうかというと、「キャッチャーリードいいから(気を付けて!)」みたいなアドバイスが出ていたりして。新日鐵住金東海REX・後藤田捕手、結構警戒されている感じだったのかなあ。