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都市対抗長野一次・千曲川クラブvsフェデックスin長野オリンピックスタジアム(6/9記載)

フェデックス的にはリベンジしたいところか。千曲川クラブを見るのも初めて。
千曲川クラブの先発は佐藤賢太投手。3回表。高山選手が三塁打で出塁すると、丸山捕手が前進守備の三遊間を抜く適時打。更に犠打で進塁した後、徳永選手が四球で続き、ワイルドピッチで二、三塁。北沢選手が四球で満塁となった後、藤森選手が2点適時打!佐藤賢太投手はノックアウト、コーチ兼任の平林投手にスイッチ。…というか、平林投手、TDK千曲川時代に見てるんだけども。10年振りにお会いするとは…。平林投手がここは抑える。
フェデックスの先発はルーキー金井投手。前日に引き続き、vs千曲川の先発に。3回裏。三田選手(他に三田選手がいないはずなんだけど、何故か表記が「三田俊」。元独立リーグなのでそう表記するのが自然なのかなあ)がヒットで出塁すると、大久保選手が死球で続く。ワイルドピッチで二、三塁とすると、藤森選手が2点適時打!1点差に迫る。ちなみに千曲川フェデックス、どちらも五番打者が「藤森」選手だったりする。この名字は長野に多いイメージがあって、千曲川の方は長野出身だそうだけど、フェデックスの方は熊本出身だったりして。
5回表。北沢選手が二塁内野安打で出塁すると、藤森選手が死球で続き、城之内選手の当たりがポテンヒットになって、これで1点追加。平林投手にはちょっと不運が続いたかなあ。
次に試合が動いたのは、終盤も終盤、9回表。実は千曲川クラブ、6回から登板した本多投手がなかなかのナイスピッチ。実は第1試合で4失点で完投敗戦投手だったとか。それであのピッチングは凄いわ…。が、流石に9回表は疲れてきたようで。高山選手がヒットで出塁すると、犠打で進塁し、伊達選手が適時二塁打。これは高山選手が本塁までよく走ったと思う。これで本多投手から菊池「助監督」兼投手に交代。フェデックスが前日にやられた相手。というか、菊池投手、コーチじゃなくて助監督登録なんだ…。が、流石に連投はきつかったようで、進塁打の後、北沢選手が適時三塁打、更に小田選手が適時打!小田選手はこの日ちょっと調子を落としている風で、当たりがなかなか出なくて、四番打者として苦しかったと思う。ここで打てたの大きかったかも。
さて、9回裏。千曲川クラブはやられてばかりではいなかった。四番打者の大久保選手、ソロ一発!ただ、先頭打者で走者がいなかったのが、逆にフェデックスは楽だったかもしれない。金井投手はダメージも少なく、その後を三者凡退。前日のリベンジを果たして、長野第二代表を決めた。金井投手は敢闘賞ゲット。うん、よく頑張ったよ。
ところで。千曲川クラブを見ていてあれ?と思ったこと。ここ、走者なしのところでバントヒットを敢行するのが目についた。作戦なのかな。そして、前日も同じ事をやっていたのだろうか。というのも、実はこの試合、フェデックスが前の試合と守備位置を変更していて、前の試合に一塁手だった北沢選手は指名打者三塁手だった高山選手が一塁手、遊撃手だった城之内選手が三塁手になってた(その代わり、遊撃手には馬頭選手が入っていた)。城之内選手ってかなり上手い遊撃手なのだけど(実はフェデックス関係者からこの試合「サードに打たせろ!」って声が何度も出てるくらいだった)、なんでわざわざ三塁手に?と思ったのだけど、もしかしてバントヒット処理対策だったのかなあ。
あと、千曲川クラブでおお!と思ったのが、守備の破綻がなかったこと。二塁手松木選手がいい動きでねえ。なかなかボールを抜かせない感じで。5回表に、徳永選手の鋭い当たりをジャンプキャッチした時は、おお!と。