日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

グランドスラム東京in東京体育館

東京体育館4年振りだって。そんなに機会なかったの…。昔は毎年のように行っていたというのに。
感想は箇条書き。

  • スポーツとはあまり関係なく。東京体育館近所の、モンマスティーのモーニングセットを仕入れて入場。モンマスティーは結構前に、神宮球場に出店していた紅茶専門店。今、バックネット裏のシアトル系コーヒー売り場になってるところにあった。マフィン初めて食べたけど本当に美味。モーニングセットだとマフィンが実質20円とかなんだが…値段がおかしすぎる…。なお、交差点のところにあって、対角線の鳩森八幡神社に、実は本日つばみが来訪していたりして(つばみブログより)。
  • その他、東京体育館の前の広場のところに、キッチンカーがいくつか来ていた。チケットの半券があれば再入場可だったので、食事は結構恵まれていた、らしい。私は昼御飯持ち込みしたけど。
  • 珍しく、前売りでスタンド指定席買ってた。前売りで1200円で安いし、まあ早めに席確保しておくか、的な。試合会場横に作られていたアリーナ指定席は飲食禁止なので、スタンドで良かった。2階の「南側」が指定、3階が自由席。試合会場が3つあったので、スタンドの方が見渡せるし。なお、2階の北側は関係者席だったようで、そこに選手やら関係者やらを入れたのは、いいやり方だったんじゃないだろうか。
  • 開場9時。試合開始10時半。開場時間に入った。なんでそんな早くに、というと。


久々にこの光景が見たかった。でも参加選手がそんなに多くなかったから、試合会場が3つあってスペースに余裕があったから、そこまで壮観ではなかった…。まあ、普通にウォーミングアップ見てるのは楽しいのだけれど。

  • 国際大会なので英語アナウンス&表記と日本語アナウンス&表記がある。試合会場は、英語だと"tatami one","tatami two",tatami three"。畳、はともかく、試合会場はナンバリングなんだね。レスリングの試合会場は「Aマット」「Bマット」でアルファベットだから。そういえば、柔道って日本だと「第一試合会場」とか言うから、その名残かしら。
  • そんな話しているからお分かりの通り、国際大会を見るのは初めて。柔道の国際大会って、あんまり食指が動かなかったんだよね…。
  • 試合会場3試合。本日は重量級(男子重い方から3階級、女子重い方から2階級)。試合会場の割り振り方が、結構入り乱れていた。…追うの大変なんで、各試合会場の試合順表を作ってもらえないだろうか…。レスリングの国内大会で200円で売る表みたいなの。場内のスクリーンで表示するんだけど、手元に当日の試合順表があった方がいいなあ。あ、ちなみにパンフは500円。情報は最低限、かなあ。展望は載ってたけど、たぶん最初のエントリーだけで書かれていて、欠場されるともう何がなにやら。というか、スペース足りなさ過ぎる、と思う。テレビ東京の番組公式見たら、選手の世界ランキング記載していて、これはパンフにも反映してほしかったなあ。
  • テレビ放送の関係もあるのだろうけど、準決勝&敗者復活戦が14時半過ぎに終わって、3位決定戦&決勝が16時から…空き時間が暇で…。15時半過ぎから形演技があったからまだ良かったけど。
  • 女子78kg級。緒方選手がいきなりピエレ選手を担架退場させるというアレ。たぶん、倒れまいとして足を変な方向に捻っちゃったんだと思う。ピエレ選手が絶叫してたよ…。あとは…ランキング的には順当だったのかなあ。佐藤瑠香選手が梅木選手に勝ったのだが、正直、国内選手同士の対戦と海外選手との対戦の成績が一致しないからなあ…(これが国際大会を見に行くのに食指が動かなかった理由)。
  • 女子78kg超級。きっとテレビ放送では78kg超級なんだろうな、女子高生が勝ったりしてるし、とか薄目で見たりとかr ただ、朝比奈選手と素根選手の決勝戦、指導で終わってほしくなかったなあ…。いい試合だったもの。そうそう、山部選手が初戦8秒というとんでもない秒殺で勝ったのだが、そこで負けた中国の宿選手、1回戦でブラジル・ヤマカワ選手(日系人かな?)に秒殺で勝ってて。ヤマカワ選手が世界65位なので、そこまで差があるんだろうか、と色々戦慄したり。
  • 男子100kg超級。最近あまり熱心ではなかったので、外国人選手には詳しくなかったのだが、まさか、ミハイリン選手を生で見られるとは思ってもいなかった。そりゃあ大分ベテランになって、国内で力を出すのも難しいかもしれないが。…ミハイリン選手、好きなのかな、柔道。もしかしたら日本も。さて、今回のこの階級のMVPは影浦選手だと思う。原沢選手の「代打」だったんだよな。ミハイリン選手を倒したのはともかく。よく攻めてて、技が決まったわけじゃないけど、相手の指導は出るよな、という感じで。七戸選手との準決勝、力に差はあったとは思う(指導差では劣勢だった)が、猛攻耐えて耐えて耐えまくって、ワンチャンスで有効もぎとったのは拍手。なお、影浦選手の顔を見た時、頭に浮かんだのが、ヤクルト七條打撃投手だったとか(あ)まあつまりはバカボン顔…。影浦選手、フルネームは影浦心選手(そのまま「こころ」と読む)という、少女マンガに出てきそうな綺麗な名前なのだが、なあ。お陰でしかと覚えた(おい)。
  • 男子100kg級。ここのMVPは下和田選手じゃないかなあ。飯田選手も若いのに頑張ったけど、ロシア・デニソフ選手の、いかにもロシア選手らしい「力で強引にねじ伏せる裏投」かかっちゃったのが、まだ経験がないところなのかな、と。下和田選手は韓国・ウォン選手との試合で、投技で技有を事前にもらってて、更に投技で有効をとられたんだけど、その倒れこんだところから、ウォン選手の隙を見つけて一発逆転腕挫十字固!あの勝ち方は格好いい。世界ランキング3位、リオ五輪銅メダリストのマレ選手に負けたけど、惜しい試合してたしなあ。あ、あと、ウルフ選手が負傷したのだけれど(サンケイスポーツより)。スウェーデン・ドベルビー選手の腕挫十字固に参った、はそうなんだが、実は腕挫十字固、二度喰らってる…。一度目も結構しっかり入ったのに、我慢したっぽかったぞ…。そりゃあ靭帯痛めるって…。
  • 男子90kg級。個人的に今回見に来た理由。山元一歩コーチ…(おいこらちょっと待て)現役時代好きだったんだよねー。背が高くてすらっとしてて風貌優しげで顔好みで(ルックス?)いや、結構長く頑張っていらしたのも好きだったんだが。現役やめてスタイルどうなったか、と思ったら細いままでスーツとてもお似合いで(だから待て)置いといて。コーチだけじゃなくて。結構お気に入りだったんだが、実は今まで生で見てなかった西山大希選手を一度見たくて、ね。結果的には3位なのだけど…準決勝、世界ランキングとしては格上とはいえ、セルビア・クコリ選手に勝ちたかったねえ。投技で体の攻防(どっちが倒れるか)みたいな感じになって、最終的に西山大希選手が倒されて有効、そのまま寝技の攻防に入っちゃって時間使って、最後はクコリ選手が指導4まで喰らわない程度に逃げて(結局指導3まではいった)まあ…頭のいい勝ち方されちゃったなあ、と。3位決定戦はロシア・ハルムルザエフ選手相手に指導4もらって勝ったんだけど、ハルムルザエフ選手があんまりちゃんと組んでくれなくて。仕留めたかった!なんか悔しい。ちなみに、西山大希選手のグランドスラムでのメダルは10個になったそうで。二桁!
  • レスリングと柔道、どうしても比べてしまうのだけど。国内のレスリング二大大会と比較して、優れているのは。


表彰式がちゃんと見られるってことだな。レスリング、報道陣側の席に見えるように表彰式やるものだから、一般客が見える方は背中とお尻しか見えないのよ…。