日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

神奈川大学一部春季・神奈川工科大vs関東学院大in横浜スタジアム

実は臨時観戦だったりする。今週は元々体力を使う系の別件があったのだが、体調不良により別件を回避。とはいえ、観戦は体力そこまで使わないので、のんびりまったりハマスタへ(あまりに疲れていたら神宮プランもあった)。のんびり行った割には45分前にたどり着き、開いていない横浜スタジアムを見ることになったのだが。…いや、45分前で開場してないって珍しいとは思うのよ?
パンフには今年も監督対談(ベースボール神奈川に協力してもらっているのか)。結構ざっくばらんに言うよね、この対談。楽しいけど。佐々木監督は今年本当におとなしくなるんだろうか(あ)というか本当に御自愛してくださいよ…。でもって主力選手の顔写真も載ったり。パンフ頑張ってるよなあ…。
試合。「エースと捕手と四番打者含めて主力5名抜けたんだが」な神奈川工科大と、「エースどころか主戦2投手と捕手と一番打者抜けたんだが」な関東学院大。これだけ抜けても半分は既存なのだけれど。なお、どちらもユニフォームリニューアルで、神奈川工科大はグレー、関東学院大は生成色からの白に変わったので、なんだかとても眩しい。
神奈川工科大の先発は島村投手。昨年からちょいちょい出番あった3年生左腕。最初は問題なかったんだけど、2回表。東原選手が四球で出て、進塁打で二塁へ行った後、石野選手も四球出塁。あれ?ここで大石選手がヒット。二塁走者が三塁を回りかけたけれど、中堅手からいいボールが返ってきて自重。が、ここで捕手が一塁走者の二塁オーバーランを目ざとく見つけ、結果挟殺に。挟殺プレーの間に大石選手が二塁まで進塁していたけれど、捕手は今年からマスクをかぶる(昨年も少しは出ていたのかな)2年の高村捕手。よく見てたなあ。が、ここで伊藤祐平選手が2点適時打。伊藤祐平選手自体は、またもや中堅手のいい返球があって二塁でアウトに。中堅手の松本選手、肩いいなあ。
続く3回表。今年からスタメンマスク(何度かリーグで見たことあるけど)の具志堅捕手が二塁打で出塁すると、犠打で三塁へ。ここで宍倉選手がピッチャー返しで適時打。3点目。なおも二塁手ファンブルなんかもあってピンチが続いたのだけど、東原選手の打球が遊直で二塁走者戻れずアウト、の併殺。なんとか凌ぎ切る。
凌ぎ切ったが、4回表。島村投手に代わり、大峯投手。リーグでは少し登板していたこともあり、名前だけ辛うじて存じ上げていた。この大峯投手、神奈川工科大では結構な人数がいる、いわき光洋高出身。ややお肉ついてる風、トルネード気味右サイド、制球まずまず、結構勢いのある球を投げ込んでくる…くっ、この手のタイプ結構好みじゃん!(あ)今年卒業した同高OBのエース氏とは全然タイプが違うんだけどね。それはともかく、大峯投手が4回表を抑えてから、流れが変わった。
関東学院大の先発は久保田投手。知らないなあ、と思って確認したら、なんと1年生。そりゃ知らないわ。というか、関東学院大が1年生を1戦目の先発に持ってくるだと!?いくら主戦が2名抜けたからって、リーグ経験はある投手、何人かいるはずなんだが…。よっぽど凄いのかな、と思ったら、剛球系ではなく、まとまって試合を作りそうなタイプ。球速は最初は手探りっぽかったけど、最速135ぐらいは出るのかな。3回までは無難に抑えていたけど…4回裏。今年から四番に入っている小椋選手の右肘に投球がかする死球で出塁すると、空振り三振の間に二盗。沼田選手が四球で続くと、ここで、この日八番打者の横須賀選手。ここに横須賀選手を置く理由はいい方向と悪い方向と2つ考えられるが、と思ったら…打球はもの凄い綺麗な放物線。スタンドインしそうな、左翼フェンス直撃の2点適時二塁打。ということは、これはいい方向。八番打者を「二人目の四番」として見てる!そんなことが神奈川工科大でできるとは…(え)更に九番打者に入っている高村捕手が、左翼手の頭上、手を伸ばしたグラブも超える同点適時二塁打。高村捕手、見ている限り昨年の正捕手と違って体格もいいし、打てる感じもあるのだけど(昨年の正捕手が全然打てなかったってことではない)、どうして九番打者なのかなあ。2つ目のクリーンアップとして見てるのかなあ。ともあれ同点。
更に5回裏。流石に久保田投手を諦め、リーグ経験者の2年日暮投手。が。イケメン松本選手*1が四球で出塁すると、こちらも1年生にしてスタメン抜擢の長嶋選手が、ランエンドヒットで走者を気にして二塁側に寄った二塁手の逆をつくヒットで一、三塁。小椋選手が足元への死球で無死満塁。ここで田島選手の当たり、ぎりぎり中堅手前に落ちたポテン気味のヒット。三塁走者は勿論生還するけど、二塁走者が三塁手前まで進んでいて、なんとこれで二者生還。…二塁走者の長嶋選手、判断いいというか思い切りがいいというか、ギャンブルというか。若い選手は恐れを知らないのかも。これで日暮投手が陥落。桃田投手に交代し、この場面を鎮める。桃田投手は遅い球を上手く使いながら7回途中のピンチまで登板し、そこから昨年エースの18番を継いだ遠藤投手にスイッチし、ピンチの場面もあったけれど、なんとか無失点に凌ぐ。…神奈川工科大の犠打失敗が多いのもちょっと目についたりしつつ(遠い目)。
一方、神奈川工科大・大峯投手は6回表まで好投。が、7回表。伊藤祐平選手にヒットを打たれ、進塁打とボーク、主将の正木選手に四球を与え、二死ながら一、三塁のピンチ。ここで昨年エースの18番を継いだ、後藤投手が登板。…後藤投手って、実は昨年16番をつけていて、昨年のエース氏と背格好がちょっと似ていて、よく視認誤りを起こした投手なのだが(え)。よく中継ぎしていたので、リーグ経験値は豊富。そして関東学院大は、この場面で「右殺し」(昨年よく神奈川工科大のエース氏が打たれたなあ…)代打・甲斐翔太選手。どうなるかとハラハラしたが、なんとか二ゴロ、そして、8回からは、眞下投手が登板。おおお、ここで出てくるのか!先週出てこなくて気にかけていたのだが。眞下投手は8回に二死からヒットと四死球で満塁としたものの、ちゃんと抑えて所謂劇場モード。9回もさくさく抑え、最後は遊撃横を抜けそうなところを、遊撃手の沼田選手がスライディングしながら捕球し、座り込んだまま一塁へ送球のファインプレーでシメ。沼田選手、球際でスライディングして捕球するプレーが散見されるなあ。身体が大きくないから、それを補うプレーなのかな。というわけで神奈川工科大が先勝。おおお…!
本日の部員応援。関東学院大はまだお笑いには走らず(そこかよ)。伊藤祐平選手の応援が、昨年の遊撃手というか二塁手というか、の一番打者*2の応援で使っていたソフトバンク本多選手の応援を譲り受けた形に。…どうしても「キンタ」*3って言っちゃうけどね。神奈川工科大はひとまず横須賀選手の応援。上述の通りの凄い当たりがあったのもあり、ホームランを期待された声援の末に「あっりあけハーバーよっこすか!」「しょーわだいがくよっこすか!」…左翼スタンドにあるね、その看板…。しかし、ありあけハーバーと横須賀選手の名前が無駄に耳に馴染む(え)そして次の高村捕手の応援で「ニコニコレンターカーたっかむら!」左翼フェンスの宣伝に切り替わった。なんて無駄な気の使い方。更にその後は小椋選手の応援で、「小椋!柳下!同じ中学!」*4それ何の意味があるのかと。よくわからない応援楽しいなあ(あ)

*1:応援席談。180あってスタイルは確かにいいなあ

*2:伊藤祐平選手が遊撃手に入って二塁にいたこともあったよなあ。監督は「遊撃手が抜けて痛い」って言ってたけど

*3:あだ名で応援されてた

*4:柳下選手は同じ神奈川工科大の同級生。「やなした」選手と読む