日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

大学日本代表vsNPB選抜in神宮

基本的には國學院・柴田選手が出るから行こうかなあ、と思っていたら、NPB選抜の出場選手変更で、ヤクルト谷内選手が出ることになり。…なにその、國學院・主将・遊撃手揃い…!個人的に、國學院で主将をやる遊撃手、というのはどうにもツボになりやすいのだ。元祖はソウルシャウトのちっちゃい遊撃手(当然ながら現JX-ENEOS)なんだが、彼が卒業した後に、それまで三塁を主に守ってた谷内選手がすっと遊撃手に入り、その谷内選手の主将時代に入学してきた一年坊主が、紆余曲折を経て遊撃手に定着し…。あああ。
この試合、両者スタメンの報もあり、めろめろ状態で(え)神宮へ。…え?何?なんでこんなにひとがいるの…?内野エリア指定席ぎっちりだったよ。大学生だよ?NPB側なんて基本二軍だよ?なんで?みんな、誰見に来たの?と疑問符だらけ。結局2万人入ったみたいだけど、みんな何が目的だったのだろう…。座った一塁側の周囲は普通に学生目当てだったけど。左翼側の外野席なんかは、どうやら見るのに飽きた観客が集まって、NPBのチャンテやりはじめたしね。ヤクルト山川晃司捕手の打席で阪神チャンテはないわー。谷内選手の続きでヤクルトチャンテやってればいいじゃん。そんな個人的な文句は抜きにしても、応援をやりたいなら普通にNPBの試合に行けばいいのにね。鷹の祭典に入場するのは難しかったと思うけど。
ちなみに、こんな方こんな方もいらしてたようで。うわ。
さて。試合内容は日本代表サイトを(おいこら)。個人的な感想は箇条書き。

  • トップチーム監督の小久保監督、始球式でナイスピッチ(え)
  • NPB側投手。この手の壮行試合でいつも思うのだが、1イニングずつ投手変えられるのって総じて打ちにくいんだよ…。で、なんでニュースになるのは、いきなりストレート四球にボークかまし楽天・安樂投手や、被弾した西武・高橋投手なんだろうなあ…と。一番良かったの、広島・塹江投手だったよ。大学日本代表側がたまたま全部左打者だったというのを差し引いても、凄い球投げてたんだが。右打者の時も見てみたかったな。まだ線が細い感じもするから、身体ができてきたらどうなるんだろう、と。あ、あと、横浜・柿田投手久し振り(久し振りって)。
  • 大学日本代表側投手。創価大・田中投手は全力で後先考えずに投げてるのもあるのかな。回頭からのリリーフなら、あれで問題ないかと思う。ただ、春季は2戦目先発が多かったから、大事にしてるのかなー感。1戦目から行くようだったら、流通経済大に逃げられてない気もするし。神奈川大・濱口投手は…なんかあんまり荒れてなかった気がする。逆に荒れなくて集中打食らったような(ポテンもあったけど)。もしかして緊張してたんだろうか(え)被弾の2失点で済んでよかったんじゃないかなあ。東京農業大北海道オホーツク・井口投手は…うん、打たれた相手が悪かったと思って。専大・高橋投手は問題なし、明大・上原投手は…どうなんだろうなあ。なんか、もっとできそうな気がするんだけど。
  • NPB打線。西武・山川穂高選手の2ランは…流石に濱口投手が可哀想だなあ。ロッテ・大嶺選手も打撃は強いから、3安打1打点は当然。ただし、この2選手は一塁手二塁手なんだが、山川穂高選手が捕球するかと思った打球を急に避けて、大嶺選手がフォローしようとしてお手玉しちゃったという。4回の茂木選手の二塁内野安打がソレなんだが、あれは内野安打とはちょっと…。もう一人の人は後述。
  • 大学日本代表打線。…東京六大学、もうちょっと頑張ろう(あ)あ、いや、立教・佐藤選手は贔屓目なしに頑張ってた。四球と適時二塁打だもの。個人的に小躍り(あ)目立っていたのは青学・吉田正尚選手。本塁打もだけど、左翼から本塁へのレーザービームもダイビングキャッチもお見事。…まさかの東都二部選手が目立つという展開。ありがちだけどね。
  • 萌える遊撃手特集(待)、NPB側。谷内選手。西浦選手が一軍で奮闘していることもあって変更出場になったので、本人はちょっと残念だったかもしれない。実はNPB側で最年長だったし。一つ、山川穂高選手にワンバウンド送球してやらかしかけて謝ってたけど(そして私は目を覆ったけど)、それ以外の守備は問題なく。特に8回裏、チームメイトの風張投手が失点して、直後にマウンドで長めに話をして元気付けた後、高山選手の二塁上抜けそうな当たりをダッシュでキャッチして遊ゴロにする地味なファインプレー。本当に風張投手を助けるプレーで、ツボ打ち抜かれまくりだったとか(あ)。打つ方も、ヒット2本(井口投手の変化球を上手く拾ってたなあ)に二盗。なかなか一軍に呼ばれないどころか、二軍の戦力がアレで(下手すると二塁手三塁手が本職捕手で、それに挟まれながら遊撃やってることとかあるし…)相当苦労しているとは思うのだが、腐らず結果を積み重ねていってほしい。
  • 萌える遊撃手特集(だからそれはやめろ)、大学日本代表側。とはいえ、柴田選手、守備機会なかったんだよなー。ポテンヒットをもう少しで拾えそうだったのはあったけど、背走であれは流石に難しいし。ちょっと残念。動作見てると、やはり内野の守備の要ではあるのだろうが。でもヒット打ったよ!やった!正直、風張投手は、柴田選手と佐藤選手に連打されて、その後は(谷内選手に励まされてファインプレーされた挙句に)抑えるという、ある意味最高の結果だ。素晴らしい(ちょっと待て)
  • ところで、試合終了後の一礼の時、谷内選手が一番後ろの方にいたのは、柴田選手が(身長的な意味で)一番後ろの方にいるのを見越してたんだろうか(あ)ええ、ちゃんと挨拶に行ってたとも!一人にやにやしてた怪しい観客一名。
  • 試合外。ちょっと肉がついているせいか、動きが目につく(え)立教・澤田投手。…うん、凄く色々頑張ってた。雑用から、捕手がいない時のキャッチボールから。そういうの、いいよね。