日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

都市対抗最終日

西濃運輸・佐伯投手、橋戸賞おめでとう!
勝戦に行ったのは初めて。万難を排して。どちらに転んでもうれしくてせつない。だから、楽しもうと思ってビール用意&肴は枝豆と唐揚げと選手のプレーという万全の体制を敷いていた私(何の)。
そして佐伯投手が良すぎてビールうめえ(あ)若手はカモでしかなかったんじゃなかろうか。一番うへえと思ったのは、富士重工業・林選手の2打席目。2ストライク目をとった時の変化球の変化っぷりときたら。毎日新聞にまでその打席内容が載ってるもんね。本当にビール上手すぎてたまらん。そしてその林選手が第3打席で打ち返した時はもう…!あーもうビール上手すぎる!9回二死のこれは本当にひやひやしたけど、完投した、ね。
日立製作所・猿川投手だって全然悪くなかったのだ。いつ爆発するかわからない西濃運輸の打線を、あんなに抑え込んだのだし。…ただ、西濃運輸の打線はなんかもう、野球の気まぐれの女神様に贔屓されてるような感じ。あんなところに落とされたらたまらんなあ。西濃運輸・谷選手の適時打も、詰まったけど上手く抜けていった感じだったしね。猿川投手が悪かったとは思えない。本当にお疲れ様。なんか賞やってくれよ。あと、新日鐵住金鹿島・石崎投手も連投お疲れ様。石田投手以外にこんなに頼りになる投手が、新日鐵住金鹿島にいらっしゃったのですな。ただ、正直この2選手はプロに浚われそうでごにょごにょ。
試合終了後。佐伯投手が泣き崩れていて。そこに駆け寄ったのがトヨタ自動車・佐竹投手で。佐竹投手が佐伯投手を支え起こして、二人で肩を組むように、スタンドに歩み寄っていったその背中が、目に焼きついて離れない。
同い年で、それぞれのチームのエース。お互いの意地と誇りを、互いに負けたくなくて、全力でマウンドにぶつけた5試合。
補強選手が云々とか、外野からのそんな声など、全く聞こえない、そんな光景。