日常ツバメガエシ

スポーツ観戦好きの諸々スポーツ話

まああるとは思ったけど

出るか、こういうネタ(サンケイスポーツより)。というかね。柔道だけじゃなくて、多分全部のスポーツで多かれ少なかれある話だとはとっくの昔に分かっているわけで。そして旧い体質がっちがちの柔道界、叩けばいくらでもこの手の話が出てきそうなわけで。で、ここで留任とかさせちゃう辺り(日刊スポーツより)身内に甘いとか言われかねないよな。個人的に、ここで問題なのは、体罰云々よりも、指導者と選手の信頼関係が完全にぶっ壊れてる、というところ。信頼関係があれば、例えば選手側がやらかしたとかって理由があった上で、どうしても手が出てしまったとしても、理解はしてもらえると思うの。でなきゃ、問題になってる監督の奥様が、元教え子で元めっちゃ強い選手なわけがないだろうよ。で、ここで問題にされたってことは、正直、選手が指導者をリコールしたの。もう信頼関係なんてないの。だからここでの留任は反対。
そもそも、体罰って(先日の件の事件はちょっとやりすぎな内容だったけど)、結構グレーゾーンな部分もある。某プロレスラーにわざわざ殴ってもらいにいくのだって、信頼関係があるから請うのであって、あれを請わない人にやったら、ただの暴力沙汰だよね。
以下、どうしたらいいのか、超極論な一案を。極論なので伏せる。
全スポーツの指導者、一回クリアしちゃおう。で、選手が「戻ってきて欲しい」と願った場合だけ、戻す。戻す時は第三者入れて徹底的に公正かどうかを調べてね。あと、リコールは自由に可能で。戻ってきて欲しくなければ、じゃあ自分達だけでやれ。選手も他人に頼らないで、全部自分でやれ。それが大変で、安易に指導者に頼って強くなろうとするな。そんなことするぐらいなら、弱いままでいい。もし安易に頼りそうな教え子なら、逆に指導者が自ら辞めるべき。ここまでしないと、選手と教え子の信頼関係なんて、完全に築くことはできないんじゃない。そしてこんな状況が変わらないうちは、五輪招致とか言えた口じゃねえよ。やめとけ。で、指導者がつかない教え子は、教え子が教え子同士で今度はいじめとか不良化とかして、管理者不行き届きとかになるのかね。そんなブラックなことを言ってしまう私は大分人間不信らしい。